2006-01-01から1年間の記事一覧

画一性の醜

先日、“特急スーパーはくと号”に乗りました。とてもかっこいい特急です。あまりに素敵だったのでネットで調べてみたら「今は特急が一番かっこいいんだ!」とわかりました。昔は超長距離の寝台列車(電車)や、もっと前ならSLもあったのでしょうが、今はい…

欲望を取り戻せ!

スーパーの食料品売り場で調味料を選ぼうとしたところ、あまりに商品数が多くて驚きました。皆さんも一度意識して、スーパーの棚を眺めてみてください。「こんなに沢山のものがほんとに必要?」と思うほどの種類が並んでいます。ひとり一人にはこんな多種類…

さらば、日本のプロ野球!!

松坂選手のレッドソックス入り、決まりましたね。 それにしても、交渉のためのお金と6年契約の年俸を合わせて、球団側が彼を6年間雇うために払うと決めたお金の総額が、 120億円。。。。 すっご〜!!! って、「いったい何がすごいのか?」 つまり言い…

暗くして!!

皆さん、いわゆるフォーマルなパーティってのにどの程度行きますか?これ、女性は大変です。洋服が必要だから。男性だと蝶ネクタイとお揃いのポケットチーフくらいで済むでしょう?スーツ自体は、いつも仕事に着る服でさえいい。でも女性のパーティドレスは…

キレる中年、危険な老人

移動の途中で読んだ本が読み応えありおもしろかったので、いくつかの主張をご紹介します。引用ではなく、前後の関係がわかりやすい文章に変えています。 20歳未満の強姦検挙者数は、1950年後半〜1970年後半までは、現在の7〜8倍も多かった。当時は泣き寝…

必要最小限であるべきもの

先日読んだ本の感想の続きです。消費者金融について。闇金の金利、30%で一定額借りたら、しかも、押し貸しとかされたら・・・「一回はまったらアウト」ですよね。だったら、最初に足を踏み入れる理由は何なのか?を考えてみようと思います。最初にハマって…

マンションの間取り

さて、すごい量の韓国ドラマを見ているちきりんなのですが、ドラマを通して社会風俗系のことで学ぶことが多い。今日は、家のレイアウトの話。まずは下の図をご覧ください。 左側が韓国ドラマに出てくる「韓国の昔の家」です。現代では、「ソウル郊外の貧乏な…

「下流喰い」感想

久しぶりに本を読みました。新書で「下流喰い」消費者金融の実態、という本。テレビにもよくでている須田慎一郎さんの本。おもしろかったです。ポイントはふたつ。 (1)消費者金融業界がいかに悪であるか、の徹底的な証明&説明 (2)下流と下流で騙しあう構図…

それぞれの時代

昨日のエントリの続きっぽく、各年代って何をするべきだったと思っているか、先のコトも含めて書いてみるです。あくまで、私が考えるところの理想であって、現実でも“答え”でもないです。(1) 生まれてから15歳くらいまでとにかく愛されて育つこと。これが大…

より若く?

人間の一生に関する「グラフ」って、20代あたりで「ピーク」を打つグラフが多いですよね。体力とか、脳みそ系の能力とか、ホルモンの量、“お肌の曲がり角”、たいていのものが 20代あたりでピークを打つ山型グラフです。生まれてからそのピークに向かっていく…

提案)カードのスペック指定買い

皆様、クレジットカード、何枚お持ちでしょうか。大人だと、「ゼロ」って人は少ないような気もするけど、そういう方もいらっしゃるんだろうなあ・・・働き盛りの年齢だと3枚くらいが平均でしょうか?5枚、6枚という人も多そうです。ちきりんは、1枚→2枚…

欲しいのは「単機能・高機能」

電子レンジのドアが調子が悪い。今の電子レンジは 13年前に購入したもので、1万円未満の格安品。コロナというメーカー(ガス器具関係のメーカーですね。)1万円で 13年も使って、しかも、「調理→冷凍保存→解凍して食事」のパターンが多い私は、電子レンジの…

驚くほど白く

うちの母は“洗濯の天才”です。たまに実家に帰った時に母に洗ってもらうと、何年も着てる服が新品みたいにみえる。なんなんだ?って感じ。もちろん母は洗濯屋でもないし、特殊な機械やスキルもありません。普通の全自動洗濯機と乾燥機、それに普通の合成洗剤…

メトロポリタン美術館

昨日の続きです。NYのメトロポリタン美術館は、ちきりんに「美術館の展示方法には価値がある」と気づかせてくれた初めてのミュージアムです。昨日書いたように、展示方法について、なんらか「自然な方法」が存在するミュージアムでは、「展示方法」それ自…

世界の美術館の違い

美術館、博物館について。特にNYのメトロポリタン美術館に関して感じたこと、考えたこと、などなどを書いておきます。メトロポリタン美術館って結構特殊です。世界の主な美術館・博物館をちきりん流に分類すれば・・・ (1)ウイーン美術史美術館・・・ここ…

ちきりん的スーツケースの条件

アメリカで都市間を移動。疲れた。しかもスーツケースが壊れた。何年使ったかな? 6年くらいかな。早いなあ。ヘビーに使っているからね。ハードタイプではなくソフトタイプ。ジッパーであけるタイプなんだけど側地が破けてきて、いや、既に破けていたのだが…

おもしろい

高校の世界史未履修問題って、おもしろすぎる・・・現実の社会って本当におもしろい。人間もすごいおもしろい。ちきりんは、ホント社会科学系の人間だ。 何がそんなにおもしろいか? (1)「ある問題」が「見逃される範囲」が、「どこで閾値を超えるのか」?と…

過去の実績の過大評価制度

ちきりんは“偏差値世代”と呼ばれた最初の世代だと思う。全国統一試験が導入され、テスト業者のコンピューターがどんな田舎の子供にも“あなたの偏差値”を伝え始めた。偏差値が1〜2だけ違うことが“志望校”の選択に影響し、“卒業大学名”が直接的に“入社できる企…

(3)との遭遇(続き)

この前のエントリに書いたグラフを見ていて、いくつか思うところがでてきたので、それについて。 (1) 「やらなくては、ならないこと」が急増する時は、それについていけない人がでる。この図によると、“やらなくては、ならないこと”が増加する時期が 2回あり…

(3)との遭遇。

人が毎日やっていることは、次の3種類に分けることができます。 (1) やらなくては、ならないこと (2) やりたいこと (3) ヒマだからやっていること この3つが(睡眠時間を除く)生活時間に占める割合を考えると、それぞれの人の生活スタイルが浮かび上がり…

増毛かな

北朝鮮、よくやるなあ。この前からミサイルに核実験にと矢継ぎ早ですね。テレビでインタビューを受けている日本人が「許せないことです」「すごいショックです」って言っていますが。ちきりん的にはどーもよくわかんないわ。別にショックでもないし。 これね…

そこまで本気なわけではない。無意識だが。

「貯蓄を殖やす方法」と「体重を減らす方法」には共通点があります。まず、貯蓄を増やす方法は以下の3つです。 (1)収入を増やす (2)支出を減らす (3)資産を運用する 手取り30万円のサラリーマンで考えてみましょう。圧倒的に効果がでやすいのは(1)です。土…

臓器売買

病気腎の移植の話がホラーだ。この臓器提供の話は、本当はもっと怖い話がいろいろあるよね。今は多くの人が中国やインドに買いに行くみたい。大金持ちは「合法的な臓器がある」欧米にいくが、庶民の場合は何千万もかけて臓器を買いにいけない。だから中国や…

ずるい私たち

先日、川崎市のJR高架下トンネル内で若い女性が刺殺される事件がありました。高架下トンネルの道路は170メートルもあったようです。同様の場所を誰でも一箇所くらいは思いつくのではないでしょうか。 高架下の壁は落書きだらけでおしっこ臭くて薄暗くて・・…

これはひどい(靴編)

衣替えのついでに靴箱の整理もしようとして・・・「尋常じゃないよね」と思いました。何に?って・・靴の多さに。何足あるか、数えてみた。ちきりんの靴。 <冬用> ロングブーツ2足・・・黒系一足と茶と緑系の一足。いずれもウエスタンスタイル。デザイン…

飲酒運転ファシズム

最近の「飲酒運転ファシズム」的報道について、うーむ、のちきりんです。 飲酒運転自体に関して、ちきりんは厳しく考えています。半年前にも書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20060326)、現行の業務上過失致死罪&危険運転致死剤だけでなく、…

小泉さん、お疲れ様です!

一足早いですが、ちきりん的「小泉さん政治時代の総括」など。超独断ですよ。超個人的意見ね。 <総合> 佐藤栄作氏、吉田茂氏につぐ「戦後3番目に権力の座に長くいた首相」の時代を、自分が身をもって体験できたことを、大変に嬉しく思います。「在任期間…

好きな映画

今日はちきりんの好きな映画について書いてみます。 (1)一番好きなのは、「人間の本音(の汚い部分、エゴ)をえぐり出して」突きつけてくるような映画です。代表的なのは「欲望という名の電車」、「イブの総て」みたいな古典。ちきりんは“人間のどうしようも…

植草さんではなく、名古屋商科大学

植草教授、また「警察のでっちあげ」だと言ってるらしい。でも同時に「覚えていない」とも言っているらしい。矛盾してるように思えますけど、警察発表だけの段階なので、まだよくわかりません。本人も混乱してる状況なんでしょう。 同様の犯罪で3回目の逮捕…

絶対量だと選択が大事

「一生の内に得られる○○の絶対量は一定である」「否、違う」というのが、どっちか、とよく友人と議論します。○○には、いろんなものを入れる。「幸運」とか「愛」とか「知識」とか。たとえば、「一生の間に得られる幸運の絶対量は一定である」と信じれば、子…