秋篠宮の反撃??

紀子様、ご懐妊!

これは、皇室ミーハーのちきりんとしては放っておけないニュースですね。

だってこれ、どー考えても「戦略的ご懐妊」でしょ!?
“ごく自然に 11年ぶりに妊娠しました”なんて、ちょっと信じられません。

む〜、秋篠宮様すごい。


★★★


これまでも秋篠宮は、雅子様と皇太子殿下の姿勢に批判的でしたよね。皇太子の「人格否定発言」に対しても、

「まずは家族に相談すべき。いきなりマスコミに話すってどーゆーこと? 親父はガンなんだぞ。長男が親父とお袋にショック与えてどーする?」

的なご発言を、これより千倍くらい上品なお言葉でおっしゃってました。


雅子様の「自分の関心や経歴を活かした公務の在り方」云々論にも

「公務は趣味とは違う。仕事なんだよ!」

的なご発言をこれまた一万倍くらいお上品な言葉で、言われてました。

しかも紀子様は今日もご公務、秋篠宮様もおでかけと、ふたりとも「平然」を装い淡々とお仕事されてるってのが、また皇太子ご夫婦へのプレッシャーになってそう・・。


私の超ミーハー的推測では、昨年くらいに「このままではマズイ。兄ィちゃんとこは、嫁はんも全然、公務せーへんし。親父も心では泣いてるに違いない」

「おいお前、もうひとり生もう。俺ら公務も宮中伝統儀式もキッチリやってるやん。どうせやったら世継ぎもこっちで引き受けよう」

的なお話合いというかご決意があったんではないかと。

んで、妊娠体質の紀子様、すぐさまご懐妊と・・・


秋篠宮、見かけによらず「保守伝統派」のようなので、

「今までは遠慮してたけどさあ、兄貴がふがいないから皇室典範改正なんつー話が出てきてる。勘弁してくれよ。万世一系なんやで〜。そんな簡単にほかされてたまるかい。こーなったらしゃーない。うちが頑張るしかないやろ〜」
的義侠心(?)かもしれない。
(↑義侠心の意味、間違ってるかも・・)


★★★


お子様の性別は4月にもわかるそうです。

とはいえ、このお子様が女でも問題ないよね。なんたって、秋篠宮家が「生むと決めた」わけだから、まだまだあと5年くらいは生めるでしょ、紀子様なら初産でもないので、数年頑張れば「お世継ぎ」が生まれそう。

斯くして皇室典範云々を当面議論する必要もないし、「女性天皇」は(少なくとも、ちきりんの目の黒いうちには)あり得なくなった。


それにね、男の子が生まれたら一気に「人気沸騰」ですよね。なんたって、男の子久しぶりだもの。

これからは雅子様がいつ回復されるか、ってことより、紀子様のご無事なご出産こそが「皇室の未来がかかるイベント」になる。


なんだか隔世の感がある。

お二人が独身の時は、
浩宮様=人格者、責任感にあふれるクラウン・プリンス
礼宮様=遊び人、気楽な次男
的な評判だったと思うのだが、この数年で、すっかり逆転ホームラン状態です。


!!!!


今回の件、皇太子殿下と雅子様は、どーゆーご心境なのでしょうね?

嬉しいのかな? つらいのかな?


まあ、プレッシャーは少なくなるよね。なんたって
「僕が雅子にこだわって高齢結婚したから、神武天皇以来の男系男子伝統が終わっちゃうんだ・・・ああっ」
「あなた、ごめんなさい。私がもうこれ以上の不妊治療には耐えられないって言ったからこんなことに・・・ごめんなさい」
みたいなプレッシャーは無くなる。よね?


雅子様は・・・うつ病ですよね。しかもかなり重度の。

こういう病気は治るのに時間がかかる。3年とか4年とかかかるのも珍しくない。

しかも「治る」ってのは、「うつ病のきっかけとなった生活が、元通りできるようになる」のとは違うんだよね。プレッシャーの元を完全に取り除いた“別の生活”が平穏におくれるようになりますってだけ。

だから、私的なお出かけはできるようになっても、公務に追いまくられる生活には「いつまでたっても」戻れない可能性だってある。

というか「あの生活に戻ることが目標」として設定されていること自体が「治らない原因」になっているかもしれない。


ちきりんは、皇太子様も雅子さまもバカだったと思っているのだが、今となっては、もう可哀想だから解放してあげればいいのに、とも思う。

バカだった、というのは、ああいう特殊な家に生まれて「結婚と恋愛は別」って理解できてなかった、という意味で。


皇太子様は、「自分の一番大事な仕事は世継ぎを作ることだ」とわかってたはず。なんで女性 3人姉妹の家から、30歳に近い女性を選ぶかな。

天皇家に男性が少ないことも、よくわかってたはず。だったら 20代前半の女性と結婚すべきだった。

おそらくご両親の「テニスコートの恋」という作られたラブ・ストーリーに、国民と一緒に夢見ちゃってたんだと思う。「僕だって、恋愛結婚したいっ!」って。

でもね、別に皇室でなくたって、今でもちょっとした家なら、結婚と恋愛は別、と割り切っている。

二世の政治家とか、伝統芸能の後継者とか、そこそこの企業の創業者の息子とかだと、単に「好きな人と結婚しました」って感じじゃないよね。

恋愛はいろんな人としても、結婚相手は「嫁としてふさわしい人」を選んでる。それは今でも当たり前。ましてやクラウン・プリンスなんだから・・・


それでも「雅子しかないっ!」って思ったなら、雅子さんとちゃんとその覚悟を共有しておくべきだったと思う。「子供が生まれないと大変なことになるよ。皇室外交どころじゃないんだよ。耐えられるんだね?」って。

そうしたら、雅子さんも考えたでしょう。

帰国子女の自分にとって、皇室がどれくらい異質な場所か。そこで、もしかしたら 10年以上も「男児を産むことが最も重要なミッションとなり、もし出来なければ、不妊治療だけが自分の仕事になる」ことを。


★★★


サーヤの高齢ジミ婚も含め、皇室・皇族は本当に「日本の象徴」だと思う。

うつ病だって、今すごく増えてる。雅子様も“かなり昔のご経歴である外交”を活かした皇室外交ではなく、“うつ病のご経験を活かして”「社会のメンタルヘルス問題」とかにお取り組みになればいいのかもしれない。それはそれで意味ありそうだけど。


ああ、不敬罪だ。もうやめる。



ではまた明日。


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