先日ポストに入っていたマンションの広告です。
二子玉川という、渋谷から6駅目の私鉄沿線です。ニコタマと呼ばれてる“ミセス向けのおしゃれな街”で、駅から徒歩数分(一番遠いエリアでも10分くらい)の巨大な再開発地域にたつタワーマンションです。まあ、立地としては悪くはないと思います。部屋番号からみて7階の部屋のようですね。バルコニーは北向き。
もちろん新築ですが、それにしても、いくらなんでも高すぎませんかね。この部屋、35平米弱で3280万円??
しかもこの間取り、普通に考えて単身者用ですよね。大人二人で住むのもきゅうくつそうでしょ。
投資用としてこんな高い物件を買う人はいないだろうと思います。家賃はどれくらいかな、11万円くらいですかね。それ以上高い家賃で借りられる単身者がこの地域にたくさんいるとは思えません。
じゃあ自分で住む人が購入するのかというと、3280万円の価格にローンを組んで金利を払い、諸経費をのせた値段で買うとなると・・・相当の資力が必要な気もするのですが、それで手に入るのがこの面積?
ここ、開発計画の発表もリーマンショックの1年前だから土地の取得価額が相当高いのだとは思います。それはわからなくもないのだけど・・それにしてもなんだかあり得ない値段だなあ、と思いました。このご時世にこんなの売らなくちゃいけないなんて営業マンも大変だ。
そんじゃーね。