スカイプ初体験!

とある若者(26歳)からメールをもらった。今年の4月に大学を卒業したのだけど、就職せずに海外で起業することを決意し、既に海外に住んでいるらしい。


「なんと無謀な!」


と思ったけど、よく考えたら煽ったのは私じゃん? → 「就職氷河期サイコー!」 ・・・それにしても、なんで新卒なのに26歳なのよ?と思ったら、三浪だという。どーすんの、それ?

で、とりあえずスカイプで話してみることになった。スカイプは使ったことないんだけど、ちきりんもニートになったんだからそれくらい使えないとまずいっしょ、というわけで早速セットアップ。


ステップ1)スカイプ専用ソフトのダウンロード
 → スカイプホーム

スカイプ同士の通話、ビデオチャットなどは無料。右上の「スカイプに参加」をクリック。プログラムのダウンロードやセットアップは簡単ですが、登録時に姓名とスカイプ名を入力する意味がよくわからない。どう違うんだろ。しかもスカイプみたいに英語式のサイトで、「名=ちき、姓=りん」と入力すると、後から「ようこそ、りんちきさん!」とか出て来てうろたえる。とアホみたいな試行錯誤をしつつ適当にアカウントを開く。


ステップ2)ウェブカメラとヘッドセットの用意

ちきりんのパソコンにはウェブカメラが付いているのでOK。マイクとスピーカーもパソコン内蔵ではあるけど、こちらはヘッドセットがあったほうが便利そうなので適当に物色してゲット。

値段、品質ともピンキリですが、結構手軽な値段で買えちゃうもんですね。

LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270

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サンワサプライ USBヘッドセット MM-HSUSB10SV

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ステップ3)変装道具を買う
スカイプってウェブカメラで画像が映っちゃうわけでしょ。ちきりんは顔を見せられないので、変装用のカツラを買ってみた ↓


・・・冗談ですよ・・・

ウェブカメラにシールドという機能があって映像を隠せるし、スカイプ側でも映像を送らないという選択が可能です。


ステップ4)通話実験
スカイプの実験専用アカウントに電話して、音声のチェック。すんなり成功!

これで準備終了。若者M氏にちきりんの「スカイプ名」を知らせたら、向こうからコンタクトの承認要求が来たのでOKしてスタート。


★★★


話を聞いてみたところ、大学時代に旅行で訪れたフィリピンに渡り友人2人と一緒に「オンライン英会話学校」を起業したらしい。会社のサイトはこれ → “ラングリッチ” 結構かっこいいサイトですね。

ちきりんは「街の風景が変わる」というエントリにも書いたように、オンライン語学学校はネット旅行会社、ネット金融機関とならんでネットに親和性があるビジネスの代表格だと思ってる。

ただ、なので会社が乱立して過当競争になるかもね。と思って聞いてみたら「クオリティとサービスにはすごい自信があるんです。でも知名度と広告費のためのお金がなくて・・・」とのこと。なるほど。だから、ちきりんにメールしてきたわけね。で、いったい何が他社と違うの?と聞いてみると、


(1)リアル英会話学校と比べると、圧倒的にコストパフォーマンスがいい。リアルだと、マンツーマンクラスは50分で5000〜8000円くらい。でもラングリッチなら25分のレッスンが1日一回、月に30回受けても定額で5000円。50分クラス一回分に換算するとなんと340円!

とかいうけど、実際には毎日は受けるのは忙しすぎ。週2回受けると50分クラス分一回が1250円。週3回受ければ一回833円。確かに安いかも。自宅でできるから時間も節約できるしね。


(2)他のオンライン英会話学校との違いの一つ目は、教室を構え、回線確保やスケジュール管理をしっかりやっていること。他の学校だと、先生はフィリピンの地方にある自宅からログインする場合もあって、通信が不安定だったり、時には「今日は体調が悪いから、妹が代わりに授業をするわ」みたいなケースもあるらしい。ラングリッチは先生がオフィスに来て授業をするから、会社側でスケジュール管理や講師の勤怠がちゃんと把握できてる。


(3)テキストを独自開発、選択している。教材は起業メンバーのひとり(バイリンガル。元翻訳プロフェッショナル)が独自開発しているとのこと。へー。


(4)基礎の英会話から、発音矯正専門レッスン、実際の英語ニュースを使ったレッスンに、フリー会話と、内容がきちんと区分されてて、生徒側の多彩なニーズに応えられる。


(5)英語力だけでなく、性格的にも日本人生徒を教えるのに合った先生という基準で、日本人が面接して採用しているとのこと。


ふーん。そうなんだ。じゃあその「他社と比べても圧倒的!」とかいうクオリティを確認するために、ちょっくら体験レッスンを受けてみる? 誰でも体験レッスンは2回まで無料みたいですよ →  “無料体験申し込み

ただし、スカイプのアカウントをもってない人は、まずはそっちからスタートしてください。そしてその前に、変装用のカツラも? (ひつこい)


というわけで今日はここまで。体験レッスンを受けたら、またレポートを書きますね。ドキドキ楽しみだー!


そんじゃーねー