「伝えたいメッセージがある」ということ


内戦が続くシリアを取材中だった山本美香さんが亡くなられました。



45才だったらしい。心よりご冥福をお祈りします。



彼女は今までも紛争地帯で取材をしてきたジャーナリストなんだけど



断片的に伝え聞くだけでも、今のシリアは手がつけられないほどの状態で



(彼女に限らずジャーナリストの人って)なんでこんな地域に行こうとするんだろうと



すごい考えてしまった。



それはおそらく、そこまでしてでも、



伝えたいことがあるってことなんだよね。



命をかけてでも、というか、命の危険があるとわかっていても、



それでも「伝えたい」と思う何かが、そこにあるんでしょう。



ちきりんは自分が、紛争地帯に行きたいとは全然思わない。



それは「怖い」という理由の前に、



そこで私は何を見て、何を伝えたいのか、ということが



よくわからないから。



その一方、こうやってずっとブログを書いているのは、



なんらか「伝えたい」ことが絶えないからでしょう。



「何かを伝えたい」という気持ちって、こんなに強烈な気持ちなんだなと



こういうことがあると、わかる。



彼女だけじゃないよね。今までにも紛争地で亡くなったジャーナリストは、国籍問わずたくさん存在する。



まじで危ないでしょ。そんなとこ行って。



それでもみんな、「何かを伝えたい」んだね。



今も、危険な地域にいるすべての方の安全を祈ります



そして、みなさんのメッセージが、世界に伝わりますよう。



そんじゃーね。