“すかいらーく”のセントラルキッチンを見学する機会がありました!
すかいらーくと言えば、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵、藍屋など、和食から洋食、中華まで様々なタイプのレストランを運営する大手外食チェーンです。全部合わせると日本全体で3000店舗近くあり、マクドナルドと共に、外食産業における東西横綱の地位を占めています。
→すかいらーくのウエブサイト
メニューの多くは、全国に10ヵ所ほどの大規模な“セントラルキッチン”で作られた後、個店に運ばれ最終調理されます。
ちきりんが見学した埼玉県の施設では、ハンバーグや唐揚げなどファミレス定番の商品から本格的な豆腐まで、あらゆる食材が調理されていました。
たとえばコレは唐揚げになると思われるチキン。綺麗なお肉です。
こちらはステーキ肉のトリミングをされているところ。職人さんがひとつひとつのお肉を確認しながら整えていきます。
ちなみに、ステーキ用のお肉からトリミングで切り落とされた部分は、ハンバーグ用のミンチになるんだって。ってことは、ハンバーグはかなりお得!?
印象的にはセントラルキッチンっていうより、“専門食材店の集まり”というイメージかもしれません。たとえば麻婆豆腐や揚げ出し豆腐など人気メニューが多いお豆腐は、豆腐メーカーから仕入れるのではなく、なんと大豆を買ってきてイチから作ってるんです・・。
これは“にがり”なんだけど、投入量は日々の温度、湿度などによって日々びみょーに調節するらしい
できたてのお豆腐を容器に入れるのも、機械じゃなくて人の手です・・給食風景を思い出しますね。
できあがったお豆腐が冷やされるライン。この辺からようやくオートマチックな流れに・・
まるでセントラルキッチンの一部に“豆腐屋さん”があるみたいでしょ。
これはポルチーニ茸のソースかな? 周囲にすごくいい匂いが漂ってます。
今から何かを炒めるんでしょうか。油を引いて鍋を温めてるところ。
秤に付けられたメモが手作り感に溢れています。サラダ用に混ぜる割合かな?
たしかに何もかも大量だしデカイんだけど、やってることは調理そのものですよね。
同じように、向こうではハンバーグ作ってます、こっちではサラダ作ってますという感じで、まさに巨大なクッキングスペースという感じでした。
それにしても、いろんなものが巨大です。
冷蔵庫はもちろん・・(この扉の奥に巨大な冷蔵室が拡がってます)
そして一番楽しかったのがハンバーグの調理ライン
衛生管理上の問題からなかなか見学できないセントラルキッチンを見学する機会を頂け、貴重な体験となりました。いろいろ考えることがあったので、その辺は次回のエントリでまとめてみたいと思います!