人工知能 (A I) に関するアンケート 02 回答 (ラスト)

いよいよ今週の日曜日、28日の午後 3時からツイッター上にて人工知能 ( A I )をテーマにしたソーシャルブックリーディングを行います。時間のある方はぜひご参加ください。

課題図書はこちら。キンドルなら今からでもさくっと読めます。てか、あたしもかなり前に読んで、既に「何が書いてあったっけ?」って感じなので、今から再読する予定です。

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このエントリでは、前回のアンケートの結果のうち、まだ公表していなかった、
「高度な人工知能が開発されることに関して、楽しみなことは何ですか?」という問いに対する自由回答(その他回答)
をまとめておきます。(下記)


宇宙や生命の謎が解き明かされるといった期待に加え、人間とは何かという哲学的な議論や、新たな「生きる価値」の模索が始まるという回答がたくさん寄せられました。

・技術的特異点を突破し、科学や技術の進歩が加速する
・人間の脳をはるかに超えた様々な演算、シミュレーション等の処理が可能となり、未知の世界の探求が加速化される。


・人間の寿命では不可能な宇宙探査が可能になる
・宇宙開発事業の発展、ドラえもんの誕生と秘密道具の実現


・ビッグデータによる実績や予測に裏打ちされた「判断」を人間に変わってしてくれるようになる。
・膨大な統計データから最適解をサジェスチョンしてくれる


・人が人工知能を持った、新しい生命体の創造主(神)になる(かなり先の話になると思いますが)。その時、人はまだ神を信じているのか?
・生体ではない人類が誕生する可能性が上がること


・人間の知性や感情の本質に迫ることができる。
・人とは何か、という哲学的な議論が広まる。
・人の知性というものを深く客観的に知ることが出来る
・人間も物理法則にしたがったロボットの一種である事が証明出来る


・人間が新たな仕事や遊びを創造しようとする。
・人間と異なる思考が新たな理論や哲学体系を生み出す
・新しいやりがいのある仕事が生まれる。
・知能面における人のライバルが出来ることで、人にはわからないような概念が生まれる。
・人間の価値が知能だけでなく動物的側面からも測られるようになる。

不老不死にまつわる話や、人類が滅んだ後の世界に関する言及も。

・死んだ人間の人格再現
・人類が滅んでも、人類の生み出した高度でバックアップ可能な知性体が半永久的に宇宙で生き続ける
・僕らよりも長期間活動できるはずなので、文明が失われる可能性が低くなり安心!
・種としての人間がどのように自己保存を図ることになるか見てみたい(HGウェルズのタイムマシンの未来人は現実になるか?)

障害や老化が無くなるというお話

・今とは全く違った幸福感が出現する。例えば今、人が持つ障碍と言わていれるものが特に問題でなくなるとか
・障害や老化など身体的ハンディキャップが生活で問題にならなくなる(不利にならない)
・障害を持つ人達に対して障害を補う役割ができる
・障害を持つ人たちの生活の改善も望めそう。

その他、人が働かなくてよくなるとか、介護をロボットがしてくれるといったものもありました。


自由回答を眺めていると、いろいろ刺激的な未来が想像されてとても楽しいですね。さて、日曜日のソーシャルブックリーディングに向けて、26日の午後には最後のアンケートを行います。こちらも、ぜひご参加ください。


そんじゃーね!

<これまでのアンケート結果サマリー>
→ アンケート01.回答 <2050年に人工知能は・・?>
→ アンケート02.回答 <前半 A I のある未来は楽しみ? それとも不安?>
→ アンケート02.回答 <中間 A I への不安 (自由回答より) >
→ アンケート02.回答 <後半 A I への期待 (自由回答より) >