人工知能( A I )についての読書会 もうすぐ!

下記を課題本としたツイッター上のソーシャルブックリーディング、本日 15時スタートです。 参加される方は、ハッシュタグ #SBR3 を利用してください。

追記 
イベントは終了しました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。寄せられたツイートは、こちらでご覧になれます

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先日行った最後のアンケートですが、結果はこんな感じになりました。

Q7. 人工知能に対して、将来のどこかの時点で、なんらかの法的な規制や倫理基準が必要になると思いますか?


大括りに言えば、ピンク系の 2カ所が「ルールは最低限派」で、ブルー系のところが「ルールは必要でしょ派」ですね。
案外、みんな規制にアレルギーがないというか、積極的にルール作りをすべきと思ってる人が多いなと思いました。


規制はミニマムにと考える(ピンク系ふたつ)の人は、合わせて 27%。これは、ちきりん読者の回答なので、世間一般よりかなり多くてこの比率なんだと思います。

まあ試験だって、パソコンもスマホも電卓も持ち込み不可なんだから、当然のようにグーグルグラスも身体への埋め込み型 A I も禁止されるんだろうなとは思いますよね。

そして、ルールを適用しながら進化させる限りにおいて、人間がコントロールできる範囲の A I しか現れてこないのかなとも思います。



Q8. 自分の脳内のすべてをコンピュータにアップロードすることが可能になり、肉体が死んでも、意識は永久に生き続けることが可能になったら、そうすることを望みますか? 

身体についても人工物を使えば、ロボットとして生き続けることが可能になるということです。いわゆる不老不死の実現です。


自分がやりたい人は案外少ないですね。でも(自分はやらないけど)他の人、希望する人については「あってもいい」と考えている人の割合は、想像以上に高いようです。

そんなこと実現すべきでない、実現できない、っていう回答は、私の予想よりは小さなものでした。てか、こんなこと実現したら、ホントに世の中の在り方が変わっちゃうよ。


その他に記入された回答の中でおもしろかったのは、「今は若くて健康だからやりたいとは思わないけど、もし突然に不治の病を宣告されたり、年を取って死が身近になったら「もうちょっと生きていたい。死にたくない!」と思うかもしれない、という回答(複数ありました)。

確かに「死」も「老い」も意識できない時点で「不老不死」とか言われても、満腹時の酢豚定食みたいなもんかもしれません。


あと、「若い時にアップロードしたら、そこからは自分とは違う人格が(二重に)始まる」とか、「いいとこ取りでアップロードしたい」とか、「偉人をアップロードしても、データが改ざんされたら怖い」とかもおもしろかった。

最後のは、昭和天皇の意識がアップロードされて生き続けてるんだけど、そのデータが特定の思想の人達によってコントロールされてる、みたいな世界ですかね。



Q9.強い(自分で考え、判断する)人工知能の登場がもたらすインパクトは、産業革命と同じなのか。それとも、ヒトの誕生(サルが進化してヒトになるみたいな変化)に匹敵するものなのか。どちらだと思いますか?


この回答は、人工知能がどういうレベルのモノになると考えているかによって、違ってきてるんだと思います。
産業革命くらいでしょって思う人は、「超便利なテクノロジーが現れる!」って感じなんだろうし、
人の誕生と同じくらいのインパクトがあると思う人は、人間に匹敵する新たな生命体の誕生を想定してる気がする。

そして、それを超えると考えている人が想定している未来とは・・・・・!?


なお、この質問でその他を選んだ方の大半は、「産業革命ほどのインパクトも無いだろう」という意見でした。(その選択肢も作っておくべきでしたね。すみません・・)

これからホントどーなるんだか・・・みなさま、後で(15時から)話しましょう!


そんじゃーねー

< A I 関連のアンケート結果>
→ アンケート01.回答 <2050年に人工知能は・・?>
→ アンケート02.回答 <前半 A I のある未来は楽しみ? それとも不安?>
→ アンケート02.回答 <中間 A I への不安 (自由回答より) >
→ アンケート02.回答 <後半 A I への期待 (自由回答より) >
→ アンケート03.回答 < A I に関する規制、不老不死 & インパクト >