続)イスラエル旅行の記憶

ちきりんがイスラエルに行ったのは 1995年。ちょうど10年前ですね。最初はトルコに行き、そこから、イスラエル、エジプトにバスで移動。全体で40日くらいでした。

イスラエルには飛行機で入国。バスツアーや個人手配の車を利用して国内をあちこち回りました。大きな街はテルアビブとエルサレム。あとは、南にある紅海でダイブ。それに、北のキブツとかヨルダン川の近く、パレスチナ人の住んでるとことか。


エルサレムは歴史の街です。「ここでキリストがハンカチをどーした」とか「ここでキリストがおばあさんと話して・・」とか、そういう場所がたくさんあります。

全くキリスト教への信仰心がない私はイチイチ「ほんとか?」とか疑ってました。「ほんとにここでキリストがおばあさんと話したのか?」「ほんとにほんとか?」「誰か見たのか?」とか思いながら。

キリストが生まれたという馬小屋も入りました。半地下で暗い。3人の賢者がお祝いを持ってきた、という説明があるんですけど、ここでも「ほんとか?」「ほんとに来たのか?」「誰か見たのか?」・・・しつこい。


でも、私よりすごいこと言ってる人もいました。曰く「マリアはレイプされたか、誰かと遊んでただけよ」と。英語でしゃべってました。

そんな誰でも理解できる言語で、そんな怖いことよく言えるなあ。勇気ありすぎ。しかもエルサレムで。さすがにちきりんも驚きました。(周りの人も驚いて睨んでました)


嘆きの壁は大きいけど、その辺のきちゃない壁に見えます。たいしたもんではない。それに男性と女性が祈る場所が別れてるのは意外でした。モスクとかと同じなんですね。

金のドームはとてもきれい。遠景で望遠で見ました。近寄れないんで。

怖い場所って感じでしたね。そこに至るまでは昔の路地裏みたいなところを通っていくんですが、それ自体とてもエスニック。わくわくどきどき。一度アラブの人が住むとね、どこでも迷路みたいになります、街が。


一転、テルアビブはとてもモダンな都市で、湘南に似てます。(世界のダイヤ市場を牛耳っている)デビアス社の工場兼ショッピングセンターは、バンコクの土産物屋に似ていて笑えました。まあ、田舎のおしゃれな街です。まさに湘南。

★★★

一番南端に紅海があって、このあたりで、エジプト、イスラエル、ヨルダン、サウジアラビアが接近してます。なので国境警備の軍の人が沢山います。

紅海はダイバーに人気の海で、ここはリゾート地ですね。プールと海でリラックスしました。ダイブはちょっと心配だった。潜っていてあがってきたらそこはサウジアラビア!だったらどうしようと思って。

だから、近場で潜ってました。たいしてきれいじゃないです。沖縄の方がきれいです。


子供のための遊園地もあった。「空中浮遊体験!」という言葉につられ、やってみたら、トランポリンのお化けみたいなやつで。サウナスーツみたいなの着て、風船を沢山体に縛り付けられて、トランポリンの上ではねろ、と言われる。

なんじゃそれ???確かに空中に浮いた(気もする)が、たかだか2メートルだし、すごい疲れた。

これ、自分の脚力で跳ねてるだけでは?という疑問が消えなかった。しかも2千円くらいした。ちきりんだけでなく、家族でトライした人たちもどうも納得いかない感じの顔だった。


そう、平和な国だった。当時はね。


南に移動する途中で死海に入りました。ほんとに浮く。これはおもしろかった。一番おもしろいのは、「普通の体型の人」は、おしりが下で、両手両足を上に上げた形で浮くんだけど、「おなかが一定以上出っ張っている人」は、おなかが下になって浮くのよ。

で、おぼれそうになる。顔が水面につかっちゃうからね。大変そうだった。私? もちろん、ちゃんとおしり側が下になりました。

とにかく死海はおもしろかった。日本でもどっかのプールに山ほど塩混ぜて、同じ事体験させればいい。かなりおもしろいよ。風呂でやってみる?・・・やめろって?


★★★


特に予定は決まってない旅行で、イスラエルの後“どこ行くかね〜”と思って。ふと思い立ってエジプトにいくことにした。

「たしかエジプトは、イスラエルと仲直りしたんだよね〜」と。んで、旅行会社に行ったら「まずはビザを取らないと、飛行機もバスも、国境を越える交通機関の切符は販売できないという法律だ」という。なるほど。

で、ビザの取り方を聞いたら、エジプト大使館の場所を教えてくれた。近くでインスタントの写真をとって大使館に行ってみた。バスかなんか乗って。すごいわかりにくい場所で(住宅地の一角で)かなり迷った。(タクシー乗れよ!)

ほんとみすぼらしーというか、ビザを発給するところとは思えなかった。超見つかりにくい。看板もなんもないし、住宅地のロジの奥に小さな、でも、すごい頑丈な鉄の扉があって、その中にもまた鉄格子の扉があって、んでその奥に、パチンコの景品→現金引き換え窓口みたいなのがある。

つまりね、国レベルでは仲直りしたとはいえ、イスラエルでアラブの国がそのオフィスを仰々しく開くのはまだかなり危険だということなんです。だから、すごく小さく、わかりにくいところにある。しかも頑丈な鉄の扉の奥に。

あと、たぶんイスラエルの人はそんなに簡単にビザがとれない。アラブの人でイスラエルに来る人も少ない。本当に必要な人(ビジネスの人とか)だったら、自分の国でビザを取ってくる。だから「イスラエルでエジプトのビザとる」という人自体がたいしていないんだと思う。ちきりんも、二日続けて行ったけど、合ったのは数人だけ。さびれーた感じだった。

ビザは簡単におりました。日本のパスポートって本当に偉大。「翌日取りに来い」と言われて取りにいったらくれた、という感じです。そのビザを持って再び旅行会社へ。んで、最初は飛行機のチケットを買おーとした。ところが、1週間後までないっていうのよ。まじかい。うーん、悩んだ。

「バスなら毎晩でてるわよ。今日も空いてるわよ」とのこと。バスゥ?

バスでイスラエルからエジプトォ?なんだかな〜ちょっと危ない感じよね〜そんなもんに乗って「テロバス」だったら、どーすんだよ・・・不安。でもね、もうイスラエルも全国回っちゃったし(小さい国です)、後1週間もいるのもね〜ということで、バスにした。


夕方出発のバス。テルアビブのバスターミナル。こわいよお。泣きべそ。泣くなよ。自己責任だろ?

とりあえず、水とか食料をいろいろ買って乗った。バスジャックされた時のために、現金も小分けにしてあちこちに入れた。強盗されたら財布を渡して逃げ切る作戦です。


この後は・・・・またいつか!(ほんとか?)


じゃね!