2018年現在、このプランは存在していません。類似プランについては各電力会社のウェブサイトをご覧ください。
みなさん、「おとくなナイト」って知ってます?
東京電力がやっている「夜型人間用・電気料金体系」です。いや、本当は夜型人間用ではなく、オール電化住宅で蓄熱機を使ってる人向けなんだけど。
ちきりん家は(オール電化ではないけど)この「おとくなナイト」で契約をしています。
これだと、朝の 7時〜夜 11時までの 16時間は、電気代が 3割増し。一方で、夜の 11時から朝の 7時までの 8時間はなんと! 7割引きです。
一日中同じ量の電気を使い続ければ、普通の料金体系と同じになる計算ですが、夜にたくさん使う人には、とてもお得だとわかりますよね。
夜なんてめいっぱい使っても、7割引きだとタダみたいなもんです。夜の間ずっと冷房を付けていても電気代は格安だってこと。
ちきりんはこれを申し込んでから、年間の電気代が半分になりました。我が家には昼間は誰も家にいないんで、高い時間の使用量が非常に少ないからです。
ただ、もちろん工夫もしています。大量の電気を使うことは、できる限り夜の 11時以降に集中させます。
お風呂は 11時までに入りますが、お風呂の乾燥機能は 11時になってからオン。
同時に洗濯機を回し始め、洗濯が終われば乾燥機にうつして寝ている間に乾かします。夜なら乾燥機も全くコストがかかりません。
昼間から家にいる休日で夏の暑い日は、昼間は涼しいところに出かけます。用がなくてもデパートに行ったり。
照明も 11時までは電気をこまめに消すけど、夜は超適当。家中明るくしてます。ちきりん家は夜輝く!
もうひとつこの料金体系がすばらしいのは、お得なナイトでは 60アンペアまで基本料金が同じだということ。だから当然皆が 60Aに変更します。
これだと容量はたっぷりなので、いろいろ一緒に使ってもブレーカーが落ちることはまずありません。これも非常に便利なところです。
まあ、電気代が安くなったのはいいけど、時々虚しくなったりもしますけどね。 11時の時報と共に、あちこちのスイッチ入れてる時とか、「なんなの」って思います。かなり貧乏くさい。
でも、1.3と 0.3は 4倍以上違う。だから毎日 11時前になると、数分ごとに時計を見ているちきりんです。「 11時? 11時? 後1分? 暖房つけて良い??」って。
ああ・・・貧乏くさい・・
とはいえ、昼間に家にいない人には超お得な料金体系です。年間数万円の経費が浮いたちきりんなのでした。
あと35分で11時。洗濯しなくちゃ!