詐欺師か売春婦(しかも、イタリア)

客観的に、自分がどういう人間か、ということを表現するのはとても難しい。

元気で調子のいい時は、実像より「ひいき目」な自分をイメージしがちで、落ち込んでいる時は必要以上に卑下する、「あたしなんて、あたしなんて、イジイジイジ」となるでしょ。だから、実像そのもの、プラスもマイナスもなし、というように自分を表現するのはとても難しいね。


自分が、「どう見られたいか」というのも、おもしろい。まあ、もちろん「美人で素敵でやさしくて、頭良くて、お金持ちで、寛大で、偉大で、ぴかいち!」と思われたいか、と問われたなら、「まあね」って感じだが。しかし、そんなこと、あんまり思わないよね。

皆さん、自分を「どう思われたら」「一番嬉しい」ですか?

「知的でウイットに富んだ好青年」とか?

★★★

ちきりんは、ふたつのイメージがあります。こう見られたいなあ!というイメージが。

(1)女詐欺師
(2)イタリアの売春婦(厚化粧、若作り、でっぷり大柄の・・)

のふたつです。両立しないんだけど。


こういうのって、どういう心理なんでしょうね。よくわかりません。ふたつのイメージに共通するのは、

・人生享楽
・本音で生きる
・他人の目を気にしない
・自分で稼いでる(誰かに頼っていない)

ということです。


フェリーニ映画の影響が強いのかもしれません。


この前、めがねを買う時にいろいろ試しながら「イタリアの娼婦に見えますかね?このフレーム」とか言って聞いてたら、眼鏡屋さんが返事に困ってましたよ・・・。すみません。

んではね!