宮内庁長官の“皇太子様への苦言”について。
皇室ミーハーのちきりんとしては、ワクワクのトピックです。不謹慎ですみません。
ご存じない方向けに簡単に説明すると、
- 平成 18年 12月に、天皇陛下が「残念なことは、愛子は幼稚園生活を始めたばかりで、風邪をひくことも多く、私どもと会う機会が少ないことです。いずれは会う機会も増えて、うち解けて話をするようになることを楽しみにしています」と発言
- 平成 19年 2月に皇太子が、「(敬宮愛子さまが)両陛下とお会いする機会をつくっていきたい」と発言。
- ところが、今年の平成 20年 2月に、羽毛田宮内庁長官が、「回数は増えていない。両陛下も心配されていると思う」と発言。
「陛下がお招きになられる場合は行事に伴って参内されることはあるが、皇太子殿下のご発意で、ご一家で参内されるのは年 2、3 回にとどまっている」「(皇太子)殿下ご自身が会見で発言されたことなので、大切になさっていただきたい」
もちろん長官はこのことを皇太子様にも伝えてあって、努力するという返事をもらっていたとのこと。
★★★
これほど皇室ミーハーの興味をそそる話はないよね〜。人格否定発言以降の超大目玉発言だと思うです。
参内頻度が少ないことは両方が認めているわけだから事実なのだろうとして、その原因ですよね。すなわち、誰がイヤがっているのか? どーゆー理由で? というのがミーハー的興味の対象。
まずは、「誰が嫌がっているのか?」
2年前の愛子様にそんな意思が有るとも思えないので、これは、皇太子様か雅子様のいずれかだよね。それって・・大問題でない??
「実の両親」、もしくは「舅と姑」に娘を会わせたくない(もしくは自分が会いたくない)というのは、あの家の特殊性を考えるとすごいことだと思う。一般人が「主人の両親と合わなくて」どころの話ではない。
次にその理由。これがまたよくわからない。別に同居しろと言われているわけではない。月に数回、お茶のみにいけばいいだけでしょ。
天皇・皇后も 74歳とか 73歳。普通の息子と嫁でも、ようやくできた孫娘を祖父母にあわせようとすると思う。
祖父母がこの孫をどれほど待ち望んでいたか痛いほどわかってるわけだし。すごい遠いとこに住んでいるわけでもない。
何がそんなイヤなんだ??
★★★
あたしが思うに、非常に高い確率で愛子様は皇族として一生を生きることになる。
悠仁親王の誕生で愛子様が天皇になる確率は低くなったとはいえ、彼女が今までの皇室の女性のように一般に降嫁する可能性もまた非常に低い。
そんなことしてたら、次の次の代の皇室は悠仁親王お一人になってしまうから。
今の天皇の兄弟の家の女性皇族がお嫁に行かれた時点で法律が変わるんじゃないかな。で、愛子様と、マコ様カコ様は、宮家を開き、皇族として一生生きる形になると思う。
マコ様、カコ様は悠仁親王のお姉様だしね。天皇となる弟を支える宮家がひとつもないなんてありえない。彼女たちが残らざるをえないでしょう。
彼女たちの夫として皇室に入ってくれる男性を捜すのは大変かもしれないが、ここを宮家として残しておかないと、悠仁親王に男の子が生まれなかったら一巻の終わり。
男も女も含め子供が生まれない家だってありうるわけで、そんなリスクはとれないでしょう。それにそもそも「宮家ゼロ、天皇家のみ」なんかにしたら公務も忙しすぎてもたないです。
だから、どこかでルールは変更され、この3人の女性は結婚しても「皇族」として生きることになる。これはもう確実だと思われる。
★★★
皇太子様はこうも発言した。「家族のプライベートな事柄ですので、これ以上立ち入ってお話をするのは、差し控えたいと思います。」
宮内庁側の匿名発言はこう続く。「これを家族のプライベートな事柄と位置づけるところからして、全く認識が違う」
天皇、皇后にとっては将来の皇族への帝王学問題であり、皇太子にとっては「家族のプライベートの根幹に関わること」なのかも。
つまり「愛子様」を「皇室の大事な人材」と見るか、“オレと雅子の子供なんだ、自由にさせてくれ!”と見るか、という綱引きなのかな。
おもしろすぎる。