アメリカの大統領選って、よくできた仕組みだよね。
ひとつの党の代表を延々半年も一年も、ずううっっと討論させて選ぶわけですよ。すると、だんだんその候補者が「実はどんな人か?」ということが、わかってくる。数週間の選挙戦ならごまかせることが、数ヶ月、一年近くとなるとごまかせない。
つきあってみて決めるのと、同棲してみて、もしくは、結婚してみてから(??)決める、ってのと同じで。1年もずうううっと衆人監視の中で言動のすべてを報道され、分析されて、候補者が決まっていく。
なかなかよくできたシステムだ。
ようやく皆、わかってきた。
「ヒラリーって、こういうヒトだったんだぁ」って。
ビルが(大きな声では言えないけど)つぶやいていると思う。「ほらね、みんな、わかってくれた?こーゆー女性なわけよ、ヒラリーは」って。
夫しか知らない本性を、全国民にさらして、選ばれるか、選ばれないかを問う。超過酷な戦い。
がんばれ、ヒラリーおばさん、食らいつけ!!
じゃね。(いや、全然応援してないんだけど)