おそうじサービス

昨日ちきりんがブログを書いている間、ある男性がちきりん家のお風呂を大掃除していました。それは誰かというと、“お掃除サービス会社のスタッフ”の方です。

そう、ちきりん生まれて初めて“おそうじサービス”なるものを頼んでみました。っても、実家では最近定期的に頼んでいるので、自分が自分の家のために頼んだのが初めて、ってことなんですけどね。

最初はクーラーの掃除だけ頼もうと思ってた。あれは特殊な機械も必要だし、長らくやってないから最近風がくちゃいし、と。

でも2カ所頼むと割引もありますよ、という営業トークに乗せられ、「お風呂も頼んでみる?」と思ったわけです。お風呂の方はお値段1万6千円。ちなみにクーラーは1万円。二つ頼むと一部割引あり。



こういうサービスを頼むに至るまでには、いくつかのハードルがあるよね。ちきりんも結構悩んだですよ。

第一に経済的な壁。そんな高い金払って掃除してもらうなんて・・というやつね。ただ、ちきりんの場合、もう形あるものを買わないので(背景はこちら)こういうのはまさにお金の使いどころ、というわけで、この点はクリア。


第二が道義的な壁。「掃除を他人に頼むなんて何事か!」みたいなやつ。共働きで、子育て中で、介護中、とかいうなら問題ないのでしょうが、ちきりんなんて働いてるだけだからね。
もちろん自分のお金だし誰に文句言われるわけでもないのだが、なんとなく“いけないこと”をしているような罪悪感がでるもんですね、これ。

今回は「新しいサービスをいろいろ体験するのは社会派として重要でしょ!ブログネタにもできるし」という自分への言い訳をご用意させていただきました。


第三が納得感の壁。これが実は大きい。クーラーの掃除って機械も必要だし自分ではまず無理。しかしお風呂の掃除は、やろうと思えば自分でもできる。エプロン(バスタブの側面パネルね)を外して掃除するのは、やたらと力もいるし時間もかかる。けど、できないわけではない。お風呂の天井を洗うのも、危ないし腕も疲れる。けど、できないわけではない。

自分ができるものに関しては「他人に頼むと、払った額に見合うサービスの質であったか?」というチェック感覚がでてくるわけです。1万6千円も払ってこれ??みたいな掃除の仕方だったらどーしよう?と、これじゃあ自分でやったほうがきれいじゃん、みたいな結果だったらどーしよう?と。

で、結構うだうだ悩んでいたのだが、結局は「これは一度体験しないことにはデータが集まらないよね」と思ったので、とりあえず一回頼んでみることにしたわけ。

★★★

結果はどーだったか?


いーんじゃない!?


スタッフのおじさん(おにーさんか?)は、こけそーになったり自分のポケットにいれたドライバーを探しまくったりと鈍くさい面もありましたが、態度&スキルとしてはかなりきちんとお掃除してくださったと思います。
お風呂が2時間近く、クーラーは1時間半くらいかな。ちきりんがブログ書いて、夕食の下ごしらえしている間にバスルームはぴかぴか!

ガラスの水滴の痕?がきれいに消えたのはびっくりしました。エプロン内部もすごくきれいになりました。なるほど。さすがプロの技。



今の心境は?

たぶんこれからも定期的に頼むかも、です。これねえ、最初のバリアは高いですが、一度使うとかなりリピートされやすいビジネスなのではないかと思いました。(←自分への言い訳??いやそーじゃなくて)
だって、上記に書いた“壁”のうち、(2)と(3)は「一回使うと壁がなくなる」んです。(2)は最初しかないのよね、そして(3)は最初の業者の結果に満足すれば納得してしまう。

すると(1)に問題なければ、壁は何もなくなってしまうってわけ。

ただ、2カ所で3時間半も他人が自宅で掃除してるってのは、こっちも(何してりゃいーの?って感じで)結構大変でした。ので、一回に頼むのはせいぜい2カ所かな。



というわけで、初体験のお掃除サービス外注でしたが、満足満足のちきりんなのでありました。


そんじゃーね!


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