火を噴くJALの台湾便

JALの事故のニュース読まれました?ご存じない方は下記を。読売オンラインのニュースからの抜粋です。

台湾・台北空港に向かっていた、関西空港発の日本航空653便(ボーイング767―300型機、乗員乗客43人)で6日夜、座席から出火する騒ぎがあり、緊急着陸していたことがわかった。


(中略)


 同便は237人乗りだが、当時の乗客は33人。


(中略)


 【台北=源一秀】台湾の行政院飛航安全委員会は7日、本紙の取材に対し、「出火は人為的なものとみられるが、テロの可能性はない」とし、放火の可能性も含めて調査していることを明らかにした。


座席のちかくにライターが落ちていたそうで、誰かが悪質ないたずらで火をつけた可能性もある、というのが台湾の航空安全委員会の見方のよう。でもその犯人もその飛行機に乗っているわけで、普通そんな命知らずなことするかしら。火災から爆発につながったりしたら自分も逃げられないじゃん。電気系統に水がかかって漏電、発火とか、ライターが何かに押されてついたとか、ってのもあるんじゃないかなあ。

なお、日本のマスコミが非難しているのは、JALがこの件を迅速に公表しなかった、ということ。まあ確かに「おいおいJAL」な事件なのではあるが、それよりなにより、


関空から台湾に237人乗りの飛行機を飛ばして、乗客数が33人だって。下手すると燃料代もカバーできない人数ですね。てか、10人のクルーの時間給にも足りないかも、だ。こんな飛ばせば大赤字がでるフライトで座席から火噴いてりゃJALも大変だわ。

まあとりあえず、関空廃止か台湾便廃止かのどっちか決めたほうがいいかもね。


火を噴くJALの台湾便・・・いろんな意味で・・・


んでは






06/18追記)6月15日、日本航空は7月以降、成田-北京線などアジアの8路線を減便することを発表しました。ただし減便するのは1日に複数便が飛んでいる路線のみ、とのことで、上記路線はまだ無くせないようです。

06/19追記)6月19日 日本航空への緊急公的融資に政府保証がつけられることが決まりました。財務的にも火を噴いている?