いじめられている君へ

あなたは今、両親や祖父母の職業について悪口を言われ、

お前にもその血が流れているなどと、いじめられているかもしれません


何代も前の先祖がどこに住んでいたなどと言われ、

そのことがまるで何か悪いことのように誹られたり


あなたの名字を侮蔑的に読み替え、デカデカと張り出すいじめっ子に、悔しい思いをしているかもしれない


「イジメはよくない」と言っている大人達自身が、そんな行為を平気ですることに、あなたは絶望しているかもしれません。



それでも、

覚えていて欲しい


こんな行為が許される社会であることを、悲しいと思っている人もたくさんいることを

こんなことがあってはいけないと思っている大人達もたくさんいることを

こんな社会を変えていかなければならない責任は、私たちみんなにあります



ちきりんが就職する頃は、就職面接で親の職業を聞くような会社が、まだ存在していました。雇うのは本人なのに、なぜ親の職業が関係あるのか。誰もが疑問に思っていたけれど、そんな理不尽を気にもしない会社もあったのです。

今は、そういう会社はほとんどなくなりました。時間はかかるけど、人は少しずつ「やってはいけないこと」を学びます。



現在でも、祖先や親や親戚のことをアレコレ言われたくないと考える多くの人が、「目立つ職業には就かないようにしよう」と考えているはずです。

目立つ職業につくと、大きな影響力をもつメディアまでが、親の職業やら昔住んでいた場所をあげつらい、社会的ないじめを始めるからです。

自分はともかく、自分の子供がそんなことでいじめられるのは耐えられないと思う人が、「家族のために、娘のために、目立たないようひっそりと生きていこう」と考えるのも無理はありません。

でも、いじめられている方が、社会から隠れてひっそり生きていこうと考えなくてはならない社会は、あきらかに間違っています。

できる限り早く、誰一人そんな思いをしなくてもいい社会が実現できるよう、私たちは努力を続けたい




いじめられている君へ


子供の世界だけじゃない


残念ながら、大人の世界も大変です



それでも、ちょっとずつ、そんな社会も変えていけると


信じたい



決して諦めず、絶望せず、


みんなの努力を重ねよう



そんじゃーね