お受験に効くちきりん本

みなさん、ご存じないかもしれませんけど、ちきりんの文章は大学入試、高校入試、専門学校の学内テストなどによく使われてるんですよ。

なんたって平易で読みやすく、論理的な文章が多いですからねっ!


ほら見て。「ちきりん先生」だって!
「匿名では信用が得られない」とか、寝とぼけたコト言ってんのはどこの誰?


試験に出た文章は・・


この本ですね!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫)
ちきりん
大和書房
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設問になっているのは、「なぜビルマのタクシーは、ちきりんさんがお金を払うと言っても乗せてくれなかったのか」など。

そうね。確かにそのあたり、とっても大事。読解力が問われるいい設問だと思いました。


★★★


こちらは、かの有名な!


ちきりんの文章が穴埋め問題になってます。本を読んでた受験生ならスラスラ解けますねー。これ以外にもたくさんの設問があり、配点もかなり大きそう。


使われたのは下記。

平易な文章と身近かつ豊富な事例で基礎的な論理思考が学べるこの本は、複数の大学の授業にて、教材として使用されています。

お受験にはもちろん、論理思考スキルを学びたい高校生、大学生あたりにもぜひ読んでほしいな。

自分のアタマで考えよう
ちきりん
ダイヤモンド社
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★★★


書籍だけじゃありません。実はブログからも直接、学校の試験問題が作られてるんです。

ビジネス概論の問題↓

使われた元エントリはこれ


第一問がコレ。回答用の選択肢の作り方が巧いですね。答えは「入場チケットを買ったから」かな? (←違う、それは超会議だ。。)


以下追記)

2016年の 3月にも、慶應義塾大学と成蹊大学の入試にて、ちきりんの著作(二冊、それぞれ別の本)からの出題がありました。

まずはこちら


小論文の問題だけあって、かなーり頭を使わされる問題です。



出題は『世界を歩いて考えよう!』から。この本はグローバル感覚を問いたい大学から特に好まれており、これからも出題が続く可能性があります。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫)
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成蹊大学の国語の問題は、


新刊からですね!


こちらの本は、「ビジネス書大賞 2016」や「ハーバードビジネスレビュー読者が選ぶベスト経営書 2015」にも選ばれています。


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設問も多く配点も高そうだし、


問い 6なんて、かなり難しい


2022年の1月に出した新刊からも、さっそく翌春の東京の中学受験に使われました。
こちらもかなり配点が高そう。
 ↓

こちらの本ですね。


ちきりん本はなぜこんなに入試に使われるのかって?

ひとつは文章がわかりやすいから。そして論理構成が問える内容だからでしょう。

受験に使われるということは、18歳にも読める平易な文でありながら、かつ、読解力があれば読める=読解力の有無を問える、文章じゃないとダメなので。


それと私の本には「知識を得るための文章」ではなく、「読んで考えさせるための文章、考えるきっかけとなる文章」が多いというのもあるかな。

だから知識ではなく思考力や読解力を問いたい大学入試では、特に使われやすい。

また、大学受験に使われた本は(対策のため)高校生が読むようになるので、大学の先生が「これは高校生に読ませたい」と思われた本も選ばれやすいのだと思います。


というわけで、お受験を控えるお子さんをお持ちの親御さんは、ちきりん本をさりげなく本棚に並べたり、お子様にプレゼントされるとよいかもしれません。

→ ちきりんの著作についてはこちらにまとめてあります

最近は問題集にも掲載されてるらしいので!

そおうち教科書に載ったり、夏休みの課題図書になったりするかも?
(いやソレはない!!)


そんじゃーね!