東京電力が、震災時に50歳以上だった管理職を全員(500人ほども!)、来年の4月から福島に転勤させ、復興関連業務(除染や賠償関係の仕事)を担当させる予定と報道されました。
50代って子供の教育も終わってないし、介護は始まるしで、福島に転勤できる人は多くないんじゃないかな。これを機に退職する人もいるんじゃないでしょうか。
3割の給与削減が行われた今でも 1000万円前後の年収と言われる 50代社員だから、「それこそが目的では?」と考える人もいるかもしれませんね。
ニュースでは、
経験豊富なベテラン社員に現場をリードしてもらい、復興を加速するのが狙い
という前向きな解釈もある一方で、
福島復興に全力で取り組む姿勢を示すとともに、管理職の若返りを進める。
柔軟な発想ができる若手社員を管理職に登用して士気を高める。
という、「それが目的ってことね・・」みたいな報道もあります。震災以降、新卒の新入社員は入ってないのだと思うので、放っておくとドンドン組織が高齢化しますしね・・。
てか、2年前にあたしはこんなエントリを書いてました・・→ 「東電の新しい組織図を考えてあげた!」
★★★
以下、このニュースへの感想から始まった呟きをまとめておきます。
↑ホントそうだよ。
↑昔はこういう場合、「夫のみ単身赴任」が多かったけど、今は「家を売却して家族で転居」の人も多そうですね。
そもそも「一生クビにならない」みたいなことを目標にするのって、どうなのかって思うよね。「自分の人生をおくること、楽しむこと」が目標のはずなのに。
つまりはこういうことですよ・・↓
・関連過去エントリ 職場と家庭における分業と非分業
・データえっせい 「正社員の離職理由」 ← このページのグラフおもしろい・内閣府 平成24年度版 高齢化白書 概略の目次
そんじゃーね