個人資産100億円みたいな人のお金の使い方

猪瀬前東京都知事にお金を貸してたのが、徳洲会(医療法人)の創業会長で、みんなの党の渡辺さんにお金を貸してたのが化粧品&サプリ会社 DHC の創業会長だと聞いて、「なるほど、政治家にお金を貸す人って、そういう人たちなのね」って思いました。

で、個人資産が数十億、もしかして百億円を超えるレベルの人って、いったい何にお金を使うのか、考えてみました。思いついたのは、こんな感じ↓

1)政治家になる

徳洲会の二代目もそうだし、夢に日付を書いてた人とかも。

2)政治家にお金出す

冒頭に書いたような例ですね。こういうレベルのスポンサーが付かないと、新党なんて作れないんだと思う。

3)寄付財団を作る

ビルゲイツ氏とか、アメリカに多い。日本でもカンボジアに学校寄付するとか、障害者施設を作ったり、奨学金制度を始めるとかありますね。
自分や家族に病気の人がいたりすると、難病など、特定の研究分野にどーんとお金出すとかもある。

4)美術館を作る

こことかここも、そうだし、いっぱいあるよね。
相続対策が必要になるまでは美術館を作らず、個人であれこれ集めて抱えてる人も多そう。

5)カジノに行く

トイレットペーパー会社のぼんぼんとか。←この人は会社のお金までつぎ込んだから問題になったけど、個人資産の範囲で遊んでる分には問題にならないので、他にもいそう。

6)企業に投資する

エンジェル投資家っぽくなるとかね。自分の資産形成方法が、起業の成功だという場合は、このパターンが圧倒的に多い気がする。

7)宇宙に行く

男性にとってはロマンなんでしょうねー。あたしはお金もらっても行きたくないけど。

8)スポーツグループを買う

これも多いよね。任天堂の山内氏のマリナーズとか、楽天の三木谷氏のサッカーチームとか。(ソフトバンクや DeNA のは、会社で買ってるのでこれには入りません)
よく知りませんが、バレエ団を買うとか、楽団を所有みたいな富豪もいるんですかね。


ここから下は、日本人ではあまり聞かないけど、欧米では多そうなパターン

9)古城とか島とか買う

日本人でこれやってる人いるのかな。海外だと結構いるよね。フランスの古城を買うとか、地中海の小さな島を買うとか。

10)学校作る。もしくは、校舎をぽーんと寄付して、学校名を自分の名前に変えちゃう。

アメリカの大学や学部って、人の名前の学校がたくさんあるよね。


なお、ホテルを買うとかゴルフ場を買うのは、単なる資産運用とも言えるので省略してます。


災害とかあった時にちょこちょこ寄付するくらいはみんなやってるけど、100 億円単位の個人資産があると、そんなレベルでは全然使い切れない。贅沢なんてしても使える額はしれてるし、基本は「値札のついてないものを買う」っていう行為が必要になるんだよね。

こんなお金を手に入れることは、あたしの人生では起こらないけど、もし自分だったら、どーするだろ? って考えるのはちょっと楽しい。


たぶん、アラブの王様系とかだと、もっと斬新なお金の使い方してるっぽいけど、あたしには想像もつきませんね。何か抜けてたら教えてください。

追記)競走馬を多数所有したり、レース自体を主催したり、有名ワイナリーを広大な畑ごと(村ごと??)買ったり、ヨーロッパのクラブチーム(サッカー)のオーナーになったりするらしい。なるほど。


あたしなら(昔の貴族みたいに)売れてないアーティストのスポンサーをしたいなーと思ったけど、よく考えたら、売れてない間のアーティストなんて支援しても、たいした額にはならないですね。すでに成功したアーティストの作品をひとつ買うお金で、100人くらい支援できそう。


そんじゃーね!