「世の中を生き抜く根幹の力」 解説シリーズ

今週末、新刊がでます。表紙からも一目瞭然ですが、例のシリーズの第三弾です。


私はブログ運営記や社会派旅行記、ツイッター名言集など様々な本を出していますが、ダイヤモンド社から出しているこのシリーズでは、

「これからの世の中を生き抜くために必要となる、もっとも大事な能力」をひとつずつ取り上げ、解説しています。


最初に出したのが「考える力」の重要性を説き、その具体的な方法を説明したこちら。

世の中には「勉強する」と「考える」の違いがわかっていない人もいるし、「分析する」とか「調査する」と「考える」の違いがわかってない人もたくさんいます。

たとえば、分析と思考の違いについてはこちらのエントリを読んでみてください。→ 「思考と分析の大きな違い

「考える力」が大事であることはみんな理解してるけど、「考える」というのがどういうことか、肝心のソコがわかっていないと、思考力を高めるのは不可能です。

まずは「考える」とは何か、ということの正確な理解から始めましょう。


二冊目は、私が命名した「マーケット感覚」という新しい概念についての本。

世の中を生き抜く力と言えば、英語力や財務知識、技術や資格など手に職系のスキルを挙げる人が多いのだけど、私はそれらより前に「マーケット感覚」を身につけるコトが、何より大事だと思ってます。

だって今や 20代から 70歳近くまで 50年も働く時代だというのに、そんな長い期間(半世紀も!)役立ち続ける技術や資格なんて存在しないんです。

だから大事なのは、「今、何が求められているのか?」を見極める力なのであって、それこそが「マーケット感覚」と呼ばれるものなんです。

社会の市場化が急速に進み始めているため、この力が無いと、仕事探しだけでなく婚活から趣味活動、社会貢献活動にさえ支障がでる時代になってきています。

とはいえ、日々地道にプライシングの練習を積み重ねれば、誰でも身に付けられる能力なのだから、ぜひこの力も多くの人に手に入れてほしい。


そしてシリーズ第三弾が今週末に発売されるこちら。


自分が欲しいモノをできるだけたくさん手に入れたいなら、「人生の希少資源であるお金や時間をいかに有効活用するか」という意識とスキルが必要。

それがないと、日々多忙な生活に追いまくられて疲弊し、その上、あるタイミングが来るといきなり AI やロボットに置き換えられてしまいます。

しかも、この「多忙すぎる生活からの脱出法」と、今、世の中で起こりつつある「ある動き」は深いところでものすごく密接に結びついているんです。

そのトレンドをきちんと理解することが、ビジネスを手がける人にも、人生でやりたいことがたくさんありすぎるという人にも、そして多忙さに疲れきってしまっている人にも、とても重要になる。


★★★


このシリーズでは、私自身が自分の人生を振り返り、「なにを身に付けたことが、自分の人生に一番役立ってきただろう?」と考えながらテーマを決めてきました。

そして、「この力を習得したおかげで、あたしはラッキーにもここまでこれた!」と思える力について、ひとつずつ取り上げ、本にしています。


まずは「自分のアタマで考える」ということのホントの意味を理解したこと。
そして、社会の市場化というトレンドの中で「マーケット感覚」を磨いてきたこと。
最後が「人生の希少資源の配分方法を見誤らなかったこと」


これが、私の考える「世の中を生き抜くために必要となる根幹の力」です。

読者のみなさんにも是非これらの力を身に付けて、「自分が主役」の人生を手に入れて欲しい。

どうぞ本書を(&本シリーズを)手にとってみてください。



もちろん電子書籍も同時発売。電子書籍は予約しておくと発売直後に指定端末に自動配信されるので、ちょっと未来的で嬉しい感じです。

それと、私の本はよく入試に使われるので、→ ちきりん本はテストに出ます! 受験生のいるご家庭にとってはマストアイテムかも。


そんじゃーねー

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+shop/