一枚の写真から:1984年 London

前からやってみたかった新しいブログシリーズ。
それは、ずっと昔の旅の写真から、当時の感情や思考を思い出して紹介するフォトエッセイです。名付けて「一枚の写真から」

私は学生時代にバックパッカーとしてひとり旅を始め、国内はもちろん、多くの国を訪れました。
若さに任せ、無謀な行動でヒヤッとした経験も多々ありました。

というか、当時はスマホも存在せず、クレジットカードさえ(存在はしてたけど)私はもっていませんでした。
毎日、トラベラーズチェックという旅行用の小切手と現金をベッドの上に並べ、1ヶ月近い旅行を乗り切るには、明日はいくら使っていいのか、計算しながらの旅だったのです。

ご存じのように、私はいまも旅行を続けています。
というか、今や旅行中に考えたコトを発信するのが、私の生業ともなりました。

けれどいつも思っていること。それは、「もっともっと伝えたいことがある」ということです。

旅行が終わればブログを書き、今は音声でもその報告をしています。
でもそれは、旅で私が感じたことの10%にも満たない量に過ぎません。

旅で得られた大半の思いは、私の心とアタマの中だけに格納されており、誰にも共有されることはありません。

「なんかもったいないよね」
いつもそう思っていました。

それが、この「一枚の写真から」シリーズを始めようと思った理由です。
もちろん、こんなシリーズを始めても、私が旅で得た感動や知見、思考をすべて言語化することは不可能でしょう。

それでも、いつもとはちょっと違う形で、私が考えたことを伝えたい。
そう思っています。

さて、記念すべき最初の一枚は、1984年のロンドンで撮影した写真。
ロンドンは、私が初めてひとりで訪れた外国です。

慎重な性格の私は「英語が通じて」「治安が比較的よい国」としてUKを選びました。
そこで撮った写真の一枚がこちらです。

ごく一般的なスーパーマーケットのレジの様子です。
当時はスマホもデジカメも存在しておらず、これもフィルムカメラ撮った写真です。

当時はどこでどんな写真を撮るのか、かなり慎重に決めています。というのも、1ヶ月の間、日本からもってきたフィルムが足りなくならないよう、大切に使わないといけなかったからです。
(現地ではフィルムが日本より割高だったので、できるだけ買い足したくなかった)

そんな状況の中でも、この光景はすぐに「写真に残したい」と思いました。
それはなぜだったのか?

理由は下記の音声配信(Voicy)で語っています。

→ 音声配信「一枚の写真から」~1984年ロンドン編~

※「一枚の写真から」シリーズの初回なので期間限定で無料配信しますが、公開後1週間程度で有料放送化されますので、プレミアムリスナー以外の方はお早めにお聴きください。

フィルムが貴重だった時代の旅行中、「この一枚」を撮りたいと思った理由、それを少しずつお伝えするこのシリーズ。
ブログと音声配信(Voicy)とのコラボ企画として、今後も続けていきたいと思います。


そんじゃーね



http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+shop/