2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧
数年前に「国民総背番号制」の導入が検討されましたが、反対が多く実現しませんでした。その後、住民基本台帳ネットワークシステム(以下、住基ネット)が作られました。しかしこれについては、自分の番号を知らない人も多いのではないでしょうか。住基ネッ…
ちきりんは旅行先でとった写真をフォトショップ(簡易版)で加工し、「旅行のまとめ写真集」を自分で作って保存しています。また、気に入った写真にメッセージをいれてオリジナルの暑中見舞い葉書などを作ることもあります。 ↓ こんな感じです。 葉書として…
今日はペティキャッシュ、すなわち、小銭、のお話です。キャッシュレス社会の実現に必要なのが、ペティキャッシュをなくすこと。私の場合、すでに 5千円を超える買い物を現金で払うことはほとんどなく、たいていカード支払いです。 あと、継続的に同じところ…
お札、正式には“日本銀行券”っていうらしいです。これの肖像を誰にするかというのは、エライ人が話し合って決めてるんだと思うんですけど、どういう基準で決めているんでしょう?、 ちきりんが思いつく基準としては、(1)日本人であること (2)もう死んでるこ…
今日は投資リスクの話。投資にはリスクがあり、自己責任という言葉もよく使われます。中には「投資なんて怖いから一切しない」という人もいたり。でも火や刃物など、リスクはあるけど使い方によってはとても役立つものが世の中にはたくさんあります。そうい…
ちきりんは漆器好きです。たまたま手に取った朱塗りのお椀、手触り、口触りがやわらかく、軽いのに存在感があって色の深みもすばらしい。しかも、使う間に色が変っていく。生きてる器という感じがしてハマりました。日本橋の老舗の漆器屋さんや、デパートの…
私が昔の学生運動に関心をもったきっかけは、小学校の頃に読んだ高野悦子さんの「二十歳の原点」という本です。二十歳の原点 (新潮文庫)作者:高野 悦子メディア: 文庫 高野さんは、70年頃の学生運動華やかなりし頃、東京からわざわざ京都の立命館大学に進学…
最近、東京でも朝のラッシュ時に「女性専用車両」というのが設定されました。関西や名古屋なんかでは、かなり前から導入されている制度だと思うんだけど、東京の朝のラッシュは半端じゃないから、なかなか導入できなかったんですよね。一両でも「乗れる人の…
本日は災害の話。神戸の大震災で、初めてなのか”再”なのかわかりませんが、極めて明確に認識されたことがあります。それは、災害マーケティングと災害利権です。いずれも、災害に遭われた方には、使うこと自体が大変申し訳なくなる言葉です。でも、社会派ち…
ブログを長く読んでいただいている方は、ちきりんが、社会主義的な体制に批判的であること、公務員の仕事に批判的であることにお気づきかと思います。それはそうなんですが、でも、ちきりんは、パブリックな仕事に価値がないとは思っていません。公的部門に…
若貴問題は、おにいちゃんが相続放棄をして新展開に入るようです。今回は、お兄ちゃんの若乃花は相撲界をやめている。それなのに財産を半分もらう権利がある。 でもそれじゃあ、貴乃花は部屋を存続させられなくなるかも、という話が出ていました。 たしかに…
オリンピックから野球がはずれました。北京が最後で、ロンドンではなくなります。野球は日本にとってメダルの可能性のある競技だから、関係者はみなさん残念でしょう。ですがこの話、実は日本の野球界の体質と深くつながっています。「極めて残念」なんてい…
ロンドンの地下鉄とバスでテロです。さっき帰宅してテレビを見始めたところなので、詳しいことがわかってないんだけど。ちょうどG8サミットが行われている最中ということで、かなり計画的な感じです。NYのテロの時と同じで、BBC, CNN, NHKのはしごをしな…
郵政民営化の法案、衆院通過。でもまだ参院があるんですよね。時間かかりますねえ〜エーゲ海に行っている間に決まるかと思ってたけど。もういい加減、議論に飽きてきた人も多いと思います。つーか、最初から関心ない人も多そうですね。他のブログ読んでいて…
「高いものとおいしいものは違う」・・・こういうシンプルなことに気が付くのに、思いの外時間かかったりします。もし「おいしい→需要が大きい→高い」という仕組みで食べ物の値段が決まるなら、値段と味は相関します。でも、自然物である食べ物の価格は、需…
エーゲ海で読んだもうひとつの本、「越山 田中角栄」。佐木隆三さんという方のノンフィクション。これは社会思想社というところの現代教養文庫で、ベストノンフィクションシリーズの一つです。佐高信氏のセレクション。おもしろそうなんで、シリーズで読んで…
今、エーゲ海でクルーズ船に乗ってるんですが、甲板のデッキチェアに寝ころび、陽の光とさわやかな風の下カクテルを楽しみつつ、いろんな本を読んでいます。そのひとつがザ・ハウス・オブ・ノムラ。原作は 1989年にアメリカで出版。日本語訳が 1994年にでて…
「なんなんだ、この湿気は!?」これがエーゲ海から帰国しての一番の感想です。すごい湿気ですよねえ。昔はアジアの国に旅行に行くと、飛行機を降りた瞬間に“むわっ”っと立ち上る湿気たっぷりの強烈な空気感が好きでした。欧米への出張が増えた頃から、日本…