今日、法務局の出張所、いわゆる登記所(俗称)に行って登記関係の証明書をもらってきたんだけど、そこでの手続きがなんか笑えたので、ちょっと記録しときます。
証明書を手に入れるためのプロセスは次の 3段階
1.端末を操作して必要な証明書を申請
2.端末から引換チケットが出てくるので、隣の窓口でチケットに書いてある額の印紙を買う
3.引換チケットと印紙を受け取り窓口に渡して証明書を受けとる
1は端末なので無人
2は収入印紙を売る女性販売員が窓口の中に座ってます。
3は、法務省の公務員の方(非正規職員な可能性が高そうですけど)が、私から印紙と引換チケットを受取り、自分の後ろにあるプリンターからでてきた証明書をピックして私に渡してくださいます。
1と2と3はそれぞれ 2メートルくらい離れて三角形の形に配置されてます。なので、みーんな、こっち行って、そっち行って、あっち行って手続きする。
もし最初の端末で証明書を申請し、その端末にスマホをかざして印紙代を払うことができ、端末の下についてるプリンターから(引換チケットではなく)証明書がでてきたら、合計 2名の人が職を失います。
てか今時こんな仕事を「人間」がやってるんだとちょっとビックリ。
で、先日のエントリ もそうですが、「 2018年の日本はこんなんだったんだよ!」ってのを後世に伝えるため、具体的にどんなプロセスだったか、書き残しておこうかなと。
ちなみに 1から 3までは全部で 3分もかかりません。
でも我が家から出張所まで 40分かかるので、全体では 1時間 23分もかかりました。
私は私にとっての今日という一日の人生のうち、5.6%の時間を出張所までの往復に使い、電車代として往復 600円以上を払いました。
鉄道会社の売り上げは、生産性の低い社会のほうが大きくなるってことですね。
お金と時間の生産性を上げる方法は、そこらじゅうにいくらでも転がってるってことを、端的な形で目にしてちょっと感動?した次第です。
てか、こんな仕事まで人間にやらせてたら、そりゃあ人手不足にもなるよね。
とはいえ!
これらを完全自動化できない理由が 423個くらい存在してることも、もちろん私は理解しています。
だから「できない理由」を他人に教えるのが大好きな皆様、私にツイートをしていただく必要はまったくありません。あたしは「できない理由」にはあんま興味ないんで。