2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

微妙なバランス感覚が問われるふたつの市場の使い分け

ちきりんはブログを始め、最近はいろんなとこで文章を書いたりしてるわけですが、コンテンツの作り手である「ちきりん」と、その文章の最終消費者である読み手をつなぐ場(仕組み)には、「直接市場」と「間接市場」の2つがあります。ちきりんのメインフィ…

なんで全員にリーダーシップを求めるの?

欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮…

次の「ちきりん本」の発売日が決まりました!

来月、28日に、ちきりん2冊目の書籍、 『自分のアタマで考えよう』 〜「知識」にだまされない「思考」の技術〜 が発売されることになりました。 うっかりしてる間にネット予約が始まってたので、お知らせします。 → アマゾン 予約画面→ 楽天ブックス 予約画…

未完の「能力リスト」

「頭がいい」「あの人はデキる!」とか、「あいつは能力が高い or 低い」などと言いますが、こういう言葉って具体性がないですよね。なので、具体的な能力をリストにまとめてみました。書きかけなので、適宜、付け足したり変更していきます。ずっと作りかけ…

性教育について(生まれて初めて)考えた

この本、おもしろくて勉強になりました。『こんなに違う! 世界の性教育』 (←amazon)(↓楽天)【送料無料】こんなに違う!世界の性教育価格:777円(税込、送料別) わたしはジェンダー関連の話にはあまり興味はないのですが、ふと「他国の性教育ってどん…

いい国すぎて危機感がもてない

先日、知人と食事をしてたら、「なんで日本ってこんなに危機感がないんだ?」という話になったのだけど、ひとしきり話してから思った。「危機感なんてもてないよね。だって全然、危機じゃないもん。」と。都心のヌーベルシノワをうたったおしゃれな中華レス…

この国の政治の不在、対極としての『コラプティオ』

先日来ちきりんが、『ハゲタカ』や『ベイジン』などを紹介してきたのは、ご縁あって著者の真山仁さんにインタビューをさせて頂く機会があったからです。2時間の予定だったのですが、白熱して3時間半(休憩無し!)のロング・インタビューとなりました。キャ…

東アジアで協力しよう!

この前、「日本を一歩外にでれば、世界ではたくさんの子供が生まれてて食料もエネルギーも足りなくなるかも!という状態なのに、なんで日本の中だけで子供増やそうとするかな?」というエントリを書きましたが(エントリはこちら)、じゃあどうすればいいの…

少子化対策なんて不要でしょ!

昨日、「世界の市場は一体化しつつあるよん」という話を書きましたが、ちきりんはビジネスだけではなく、もっと根本的なことも「世界はひとつ」という視点で考えるべきだろうと思っています。その根幹にあるのは人口です。日本は“少子化少子化!”と騒ぎ、多…

「輸出・輸入」→「市場の一体化」

最近よく感じるのが、「輸出・輸入」→「市場の一体化」の流れの加速です。これは今後、ほぼすべての地域、分野で顕在化し、定着することになるでしょう。たとえば、エンターテイメント市場。今までは「ハリウッドが世界に映画を輸出する」、「日本が世界にア…

「虚構の自由度」、そしてその価値

先日ご紹介した『ハゲタカ』の著者、真山仁さんのもうひとつの名著『ベイジン』を読了。『ハゲタカ』とはまた違う意味で衝撃的でした。この本、今のタイミングで日本人が読むとかなり複雑な気持ちになると思います。〜以下、ややネタバレ気味に『ベイジン』…

よく考えたら、ほんのちょっとは進んでる

民主党の党首選と野田総理の組閣を見ていて思った。「なんだかんだ言っても、自民党時代より2センチくらいは進化してるよね。」と。たとえば、 党首を選ぶのに選挙してる 小泉さん以前の自民党って、派閥の長が集まって話し合いで決めてたり、陰の実力者の…