単なる酔っぱらい

酔っぱらってます。


昨日の続き。皇室ミーハーなちきりんです。

雅子様はなんであんなプロポーズを受けたんでしょうね? 

皇室がどんだけ大変か(帰国子女だから)知らなかったんだよね、たぶん。てか雅子様だけでなく、あの家の人、つまり雅子様の両親も、たぶんそれをよく知らなかったんでしょう。そこがこの不幸の元だと思います。


皇太子は彼女が自分の意見を言うしっかりした女性で、それが好みであったと言ってたけど、それはね、他の人が巧かったんです。

他にもたくさんお后候補はいて、彼女たちだって現代女性なわけで、それなりに自分の意見もあるし、しっかりしてる人もいたでしょう。

でもね、日本で育っていると、皇太子の前で「私はこー思うんですよ!」とか言いません。

心の中で「ひえ〜モノホンの浩宮だよ〜」とか思いつつ、言葉ではおしとやかに「はい」とか「そうですね」とか「ええ」とかだけ言って、無難に時間が過ぎるのを待ちます。


一方、お気楽な帰国子女だった雅子様は。誰の前でも「私はこーおもいます!」って言ってたんじゃないでしょうか。だから白羽の矢がたったんですよ。

その他にも数多く存在してたお后候補の場合は、親が「彼氏はいるのか? じゃあ、とりあえず早めに婚約させよう」とかって感じで、親に逃してもらったと思う。

もしくは宮内庁から「やばそうな機会」に招待されても「あっ、これは浩宮がくるかも?」と思うと、そういう場所に娘をつれていかないよう、親も考えたはず。

だけど両親共々海外生活の長い小和田家は、このあたりに関して、よくわかってなかったんでしょう。何か機会があれば娘もつれていって楽しめばよいと思ってたと思う。

「室内演奏会があるんだけど、一緒にいくか?」とか、何も疑わずに行ってしまう。ああいうところで、どれくらい宮内庁側が“仕組んでくるか”そこまで考えない。

娘が皇太子様と結婚しようかなと思い始めた際も「本人が好きだというならそれでいーんじゃないか」みたいな極めて欧米的でシンプルな思考で、とりたてた反対をしなかったと思う。どれだけたいへんなことか、娘に言い聞かせたりしてないと思う。


雅子さんのお母さんも外交官の妻として世界を回っていて、いわゆる舅、姑との生活を経験していない。だからそれがどれくらい大変か、感覚的にわからなかったと思う。普通の舅姑でもこれだけ大変なのに、舅が天皇陛下だったら!!!と、予想することができなかったんでしょう。

だから、今になって親も娘も「こんな大変なことだとは思ってなかった」となってる。


一方で、この日本離れした親子だからこそ、病気になった後のウルトラQ的なケアが可能になっている。

御用邸があちこちにあるのに、わざわざ小和田家の別荘で静養するなんて、普通は考えがたい。

欧州での夏休みもそうでしょ。ハーグの国際機関につとめる小和田さん父がツテをつたって、あっちの王室からのインビテーションを出してもらったんじゃないかな。

日本の皇室が「ノー!」と言えないように、海外の王室から誘ってもらう。それ以外の誰が「海外でのご静養」とか言い出せます? 天皇陛下? 宮内庁? 皇太子? ありえないでしょ。小和田さん夫妻がセッティングしたと思うよね。


そして今後も、この欧米ちっくな一家なら、ウルトラQな解決案を考えてくれるのかもしれない。

「そんなにイヤなら別れればいーんじゃないか」とか、平気で考えそうで怖い。


んじゃね。



以下は過去の皇室関連エントリです。

秋篠宮家の反撃?
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20060208

覆面座談会
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20051116

雅子様キャリアウーマン説は変だよ
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050316