本の感想、本の紹介です。書評じゃなくて

ブログで本の紹介をすると、「ちきりんが○○という本の書評を書いていて・・」みたいな、つぶやきなどネット上での反応を見かけるのだけど、これは結構違和感ある言葉だなーと思う。

書評なんて書いたことないし、書きたいとも思ってない。ちきりんの書いてるのは“本の感想”だったり“本の紹介”にすぎない。書評ってのは全然違うもんでしょ、と思う。


ちきりんのエントリについて、“記事を読みました”と言われることもあり、まあこっちは書評ほどの違和感はないけど、本来であればやっぱり“ブログのエントリ”と“記事”と言われるものはかなり違うモンのはずではないかと思う。

ただこっちの方は、ネットニュースの記事とブログエントリの境界線がかなり曖昧になっているという現実のせいか、そこまでの違和感はないかな。ネットニュースの中には“それが記事?”みたいなのもあるし、紙の新聞でさえ「海外のブログにこんなことが書いてありました」とか紙面に載せる時代。だから、“エントリ”と“記事”という言葉の融合?の方はそんなに違和感は感じない。


でも、本の感想や本の紹介と、本の批評、書評ってのはやっぱり全然ちゃうもんだと思うよ。少なくともちきりんは本の感想を書く時に“評価”という視点は全くもっていない。どういう視点や基準で評価するのか、という“評価軸”を考えたこともない。


なんていうか、価値のあるものの呼称を、その辺の適当なものに使うってのはやめたほうがいーんじゃないか、とか思う一方で、混乱ラバー的には「まあでも、そんなことどーでもいいや」とも思う。


これからは時間ができるのでもう少し本を読んで、感想なり紹介なりを書いていきたいんですけどね。でもそれは“書評”なんかじゃありません。てか、本なんて評価してなにがおもしろいのか、さっぱりわからない。


そんじゃーね。