変化

「変化が大好き」と常々ブログに書いているちきりんについて、
「ちきりんブログの大ファンです!」と言ってくださる方の中にも、
「ちきりんさんには、ずっと変らないでいて欲しい」と言われる方があり、ありゃりゃと思います。


変ることが嫌いな人、変ることをネガティブに捉える人って多いよね。たとえば今、なにかすごくおもしろいものがあるとする。それにたいして「ずっとおもしろいままでいてほしい。変わって欲しくない」と考える人と、「どんどん変わって、もっともっとおもしろくなって欲しいーー!」という人がいる。

ちきりんは明らかに後者。今の生活が楽しいからといって、“ずっと”この生活を続けたいとはあんまり思わない。こんなに楽しい人生があるなら、もっと楽しい人生だってありえるに違いない。人生は有限なんだから、できるだけいろいろ体験しておきたい。


変化を好ましく思わない人は、「変化によって今よりおもしろくなる可能性」より、「おもしろくなくなる可能性」の方が高いと(無意識に)想定してる。つまり、未来は現在より暗いと予想してるんでしょう。

今のインドや中国には変化を厭う人は少ないと思う。同じ意味で高度成長の頃の日本だって、“変化=より明るい未来”だったわけで、日本人も今よりは変化を肯定的にとらえていたんじゃないかな。そう考えると、ちきりんは今でも未来にとても楽観的だから変わることにポジティブなのかも。


今想像しえるモノしか存在しない5年後の世界なんて、ありえないくらいつまんないし、

今想像しえるものにしかなりえない5年後の自分なんて、あまりにも残念だし、

今想像しえるものにしか遭遇できない5年後の世界なんて、あまりにも退屈だ。



変化大好き。
予想できないくらい大きな変化が起こってほしい。
混乱上等。


そんじゃーね