海外出張中の体調管理法

あと数日で出張も終わり。
今日、最後の移動をしてちょっとほっとしてます。

一人で出張していると一番気になるのは体調。

特にインフルエンザなどになったら、海外で一人で寝込まないといけないわ、(代わりがいないので)すべての仕事をキャンセルする必要があるわ、あまりに悲惨なことになる。


3週間ものホテル暮らしや連日の飛行機での移動は、もともと「すごい頑丈!」というわけではない私にとってとても負担が大きいのです。

旅好きではあるのだけど、実は出張であれ遊びの旅行であれ 2週間以上家を離れるとたいてい一度は体調不良になります。

熱がでる場合もあるし、おなかをこわす場合もある。基本的には疲れからくる不調です。ので、出張中は疲れがたまらないよう、抵抗力をつけるよう常に気をつけています。

というわけで、ちきりん流 海外出張中の体調管理法!


ルールその1:時差を気にせずとにかく寝る!

細切れでも時差でぐちゃぐちゃでもいいから、とにかく寝ます。

仕事の合間に2時間休みがあって眠ければ、昼間でもパジャマに着替えて寝ます。「風邪は、寝て寝て寝て寝過ぎて寝られなくなった頃に直る」という信念というか経験則があります。

時差解消法として、「眠くても明るい間は眠らない」とか書いてあるのを読むことがあるのですが、米国から欧州を回って日本に、とかいう出張をする私にとってそんなことしてたら全然眠れないです。

ので、とにかく「隙を見つけて寝る」というのが第一原則。


ルールその2:ビタミンCをとる。
主に果物から。ちきりんは“錠剤”は飲まないんで。

米国では空港やデリで「カットフルーツ」を売っているので簡単。毎日少しでも必ず食べるようにしています。

レストランやルームサービスではガス入りのお水とそれに添えるレモンかライムを頼んで、水にこれらを絞って飲みます。

思い込みかもしれないけど「抵抗力回復にはビタミンC!」ってのがあるんで。


ルールその3:体を温める。
できるだけ暖かいものを食べ、飲むようにしています。

食べてて汗をかくような食事が大事。スパイシー系もいいよね。後はスープでしょうか。食べて体内を暖めた後は暖房を強くしてたくさん着込んで眠ります。

寝こんでしまった時も紅茶をルームサービスして、レモンとミルクを両方もってきてもらいます。

レモンは水に搾って飲み、紅茶は牛乳で。これでビタミンCと栄養(牛乳)が両方とれるし、暖かい紅茶で体がぽかぽかします。


ルール4:風にあたらない。

元気な欧米人はこのマイナス気温の中ランニングしてますが、あんなコトしたら私は一発で熱がでる。

部屋の中でストレッチするくらいが十分です。(ただし運動不足で太るけど・・)


風邪をひくきっかけは、
(1) 風にあたる。(長時間あたると必ず、という感じ)
(2) 人混みに何時間もいる。(お買い物とかもヤバイです。)
(3) 食事とお酒(長時間かけて脂っこいものを大量に食べて、遅くまで飲むのにつきあって・・。最初に胃腸の不調、それに伴い熱がでて、そのまま風邪に、というパターンです。)


の3つが多いのですが、ルール4で (1)だけをあげたのは、(2)と(3)は仕事で仕方ない場合もあり、ルール化しても守れないから。


という感じ。とりあえず、

1.時差を気にせずとにかく寝る!
2.ビタミンCをとる
3.体を温める
4.風にあたらない


あと数日、無事に仕事を終えて帰れますように。



じゃね!


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