人工知能 (A I) に関する アンケート01 結果

先日行った人工知能 ( A I )に関する第一回アンケートの結果です。24時間で 590名の方から回答を頂きました。ありがとうございます。

さっそく結果を見ていきましょう!

Q1. 自分で考え、人間の感情を理解し、ある種の人格をもつ人工知能が近い将来(2050年くらいまでに)開発されると思いますか?


半分以上にあたる 307名の方が、2050年には「人間のようなコンピュータ」が開発されていると考えています。

難しいだろう思う人は 2割弱。当ブログ読者は、この分野の技術の進展にかなり自信をもっているようです。確かにコンピュータ技術にとっての 36年って、クラクラするほど長いですもんね。

Q2. 人間が開発した人工知能(付きロボットなど)が、誤作動により、もしくは、意図的に、人間に反逆することが起こりえると思いますか?
(意思をもつ人工知能が、「人間がいない方が世界は平和になる」などと結論付け、人間を殺し始める、とか、誤作動であちこちに爆弾を落とし始めたりするイメージです)


今度は「あるかもしれない」がトップ回答になりました。「十分にありえる」と合わせると 77%の人が人工知能の暴走に不安を持っています。

原子力技術も大きなメリットと大きなデメリットの両方をもたらしました。画期的な技術は必然的に、大惨事や悪用問題と一体なのかもしれません。

個人的には「ありえないと思う」人が 2割もいたことに驚きました。人間が技術をコントロールできると思っている人の割合だと考えると、かなり多いような気がします。

Q3. 家族の一員と思えるような人工知能付きロボットが、一家に一台といった時代が2050年くらいまでにくると思いますか?


再び「十分にありえる」がトップです。Q1に比べるとその比率は減っていますが、今度は「一家に一台と言えるほどの普及までいくと思うか」という問いですから、やはり技術の進展、そしてその普及拡大に(当ブログ読者がもつ)自信のほどがうかがえます。


どうでしょう? アンケート結果は、なるほど納得? それとも意外な結果でしょうか?


全体として 36年後(みなさんは何歳ですか? みなさんのお子さんは?)には、「人間みたいなコンピュータ」がごく身近に存在する社会になると、多くの方が予想しているようです。

では、それはどんな世の中になるのでしょう。次回のアンケートでは、その辺りを聞いていきたいと思います。


そんじゃーね!



※このアンケートは、ちきりんブログ読者の考え方や意識を調査するものであり、世間一般の認識とは掛け離れている可能性があります。

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