図解)若者と高齢者の対立

将来、年金をもらうことさえ絶望的な若者と、福祉と年金に守られて暮らす高齢者。現在の議論はこんな感じ↓



しかし高齢者に言わせれば、若い頃は貧乏で当たり前。若いくせに仕事が大変だとか言うな。仕事が少々きつくても若けりゃなんとかなるだろうよ、と。

なぜ彼らがそういう意見をもつかというと、彼らが比べているのは“今の自分”と“過去の若かった自分”だから。彼らは“今の自分”と“今の若者”を比べているわけではない。


図解するとこんな感じ↓ 




上記ふたつをひとつの図上で表すとこんな感じ↓



実は若者だって、将来の“高齢者になった自分”を想定し、今の自分(若者)と将来の自分(高齢者)を比較すれば、たぶん「今の方が楽しいかも」と思うでしょ。

だって、今も将来も貧乏で、今も将来も孤独。それなのに今は健康で将来は不健康なんだから・・





つまり“若者vs.高齢者”という対比でモノを語る場合、何と何を比べているのかが不明確なんだよね。


たとえば、若者と若者を比べるならこんな感じ↓
この比較なら今の若者の方がいいでしょ。食べてるものの質も量も圧倒的にマシだし、生活の便利さも比べものにならない。

お見合い2回ほどでよく知らない相手と結婚して、当然のように親と同居。土曜日も含めどんだけの時間働いてたか。しかも日曜日は“会社の運動会”だったりするんだよ、当時の若い人って・・。




でももし、こういう比べ方をするなら↓今の高齢者の方が圧倒的に幸せかも。これから国は貧しくなって消費税は20%、なのに将来の若者は年金ももらえない。

きっと治安も悪くなる。今の若者が年をとってからヨボヨボ歩いてると、すぐにひったくりにとかに遭っちゃうんだよ。んで、コケて骨折して寝たきりになっちゃったりね。超ヤな感じの未来でしょ。



それとも、こう比べたいの?


この比較なら若者の方が幸せだと思います。「全財産投げ出しても20歳に戻りたい」高齢者はそれなりに存在する。でも「100億円もらえたらいきなり65歳になってもいい!」という20代の人なんていないでしょ。何が貴重なのか、という意見は一致してると思う。




というわけで、何と何を比べてるのか明確にしないと議論がずれまっせ、というのを図解してみた。


そんじゃーね。