外国人価格から見えるもの

今、スリランカを旅行中で、こんなことを考えました。




「外国人価格が高くても許される国」って、どの程度の経済レベルの国までなんでしょうね?


などと言ってたら、この件についてたくさんコメントを頂いたのでまとめておきます。


共産国といえば中国は??

中国は昔はよくありましたけど、最近は特に都会ではほとんど見ないですよねー


このあたりはリーズナブルだと感じます。当然そーするべき
イランあたりも当然かな。問題ないです。


ペルーの遺跡に関しては、ナスカに行ったとき、外国人である私は飛行機から地上絵を観光できるのに、地元の子供たちは(料金の高い飛行機には乗れず、)展望台から地上絵を見ているのだと知って、ちょっと複雑だった覚えがあります。詳しくはこちらを → ココロを揺さぶる旅の記録 Part 3


もう 20年以上前ですが、私がビルマに行ったときも、入国審査直後に一定額の外貨を強制的にビルマのお金に変換させられました。(再両替は不可で、現地でも使い切れない額のビルマのお金に・・)


意外だったのは、このあたり。

シンガポールって一人当たりでは日本よりリッチな国(=先進国)なのに、外国人に高い価格を設定してるんですね。

と思ってたら↓

これはまた別の政策で、どこの国&自治体でも「地元の人のみ割引き」はあり得ます。

納税者の負担でできている施設を外部者に同じ価格では提供できないって考えですね。アメリカの州立大学も、留学生は高い学費、州民は安い学費ですし。


フィリピンは(ビーチ以外)観光国というより出稼ぎ国だから、そういう発想がないのかな?


こんなのも初耳でした!

そーなんだ!? 知らなかった・・


★★★


まっ、途上国で外国人向けに高い値段が設定されてても、あんまり「ヒドイ!」とは思わないですよね。「ぼられた」と感じない人もいると思う。

今回も、スパイス系の薬とか、紅茶とかバカ高い値段で買ってますが、まあいいかなと。


それと・・外国人向け価格とは違うけど、金持ち用の施設に高率の税金をかけるのは悪くないよね。

遺跡や博物館でよくある「カメラ持ち込み料」や「ビデオ持ち込み料」の設定も、一種の「金持ち向け価格」でしょう。

最近はカメラの代わりにスマホ・タブレットを使う人が多いから、そのうち「スマホ持ち込み料」に変わるかもしれませんね。


その後、「日本では、外国人用の価格はむしろ安い」という指摘もあり・・・


もしかするとこんな感じなんですかね?


↓なるほど確かにそうですね!


いろいろ面白いです!


そんじゃーね


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