算数と数学の違い:ちきりんが理解できてる範囲が算数。理解できてないのが数学。
論理と屁理屈:自分の主張が論理。他人の主張が屁理屈。
理由と言い訳:聞かれなければ言わないことが理由。聞かれてないのに言わないと気が済まないのが言い訳。
自信と虚勢:何も考えてない人が持つのが自信。考えすぎちゃう人がとる態度が虚勢。
差別と区別:悲しいのが差別。悔しいのが区別。
★★★
事実と真実:どーでもいいことが事実。結構大事なことが真実。
もしくは
証明できる正しいことが事実。証明できない正しいことが真実。
嫌いな人に好かれるのがセクハラ。好きな人に好かれるのがレンアイ。
根気と根性:結果を出せる人がもっているのが根気。結果を出せない人が持っているのが根性。
★★★
権力と権限:つかみ取るのが権力。与えられるのが権限。
家族と家庭:大事だと思うのが家族。めんどくせーなと思うのが家庭。
人生と生活:余裕のある時に考えるのが人生。余裕のない時に考えるのが生活。
欲望と欲:欲しいモノを手に入れたいと思うのが欲望。要らないモノも手に入れたいと思うのが欲。
孤独と孤高:皆に同情されたい人がうったえるのが孤独。皆に賞賛されたい人がうったえるのが孤高。
時代と世代:いつのまにか過ぎ去るのが時代。いつまでもつきまとうのが世代。
★★★
「いい人」と「いい男」:部屋に来てもらった時、パソコンのセットアップをしてくれる人が「いい人」、部屋に来てもらった時、パソコンのセットアップしてあげるよと言われても、「そんなことしなくていいのに〜」と思えるのが「いい男」
「いい人」と「いい女」:どうでもいい場合が「いい人」、どうにかしたい場合が「いい女」。
★★★
生活費と生活力:お金が生活費。体力が生活力。(←まんま・・)
無知と無能:自分で認められるのが無知。自分では決して認めたくないのが無能。
結婚前が「ディナー」。結婚後が「メシ」。
自分でも言えるのが“負け組”。自分では決して言いたくないのが“行き遅れ”。
余暇と休暇:疲れるのが余暇。疲れをとるのが休暇。
★★★
才能と適性:本当の理由が才能。理由として使われるのが(使いたくなるのが)適性。
努力と才能:才能のない人が信じるのが努力。努力できない人が信じるのが才能。
ターゲットと目標:黙って狙うのがターゲット。紙に書いて壁に貼るのが目標。
“ちょっとだけ”自分に自信のない人が取りたがるのが資格。“ホントに、心から、全然”自分に自信のない人が、取ろうと思わないのも資格。
★★★
結婚指輪:一刻も早くつけたがっているのがモテ“ない”人。隙あらばはずしたがっているのがモテ“たい”人。
知りたくないかもしれないが、知っておいた方がいいのが夫の浮気。知りたいかもしれないが、知らない方がいいのが、妻の浮気。
「俺の子供はすごい!」と思うのは親バカ。「俺がすごいからだな」、とまで思うのは、単なるバカ。
やたらと自分の夢を語る人は「挫折前」。やたらと他人に夢を語れと言う人は「挫折後」。
★★★
「オレは努力でここまで来たのだ!」と言っているのは、運のいい人。「オレは運が悪かっただけだ」と思っているのは、努力してない人。
神を信じるのは、人が信じられない人。人を信じるのは、神が信じられない人。
お金を貯めているのは、お金持ちでない人。お金を貯める必要がないのがお金持ち。
★★★
誠実に見える人は誠実な人。誠実だと言い張る人は(大半が)不誠実な人。
「愛さえあれば!」と言うのは貧乏人。「愛だけでは生きていけない」とか言うのも貧乏人。(お金持ちは、愛とお金に関係性があるような語り方はしない)
仕事量の3倍の人数がいるのがお役所。人数の3倍の仕事量があるのが零細企業。
儲かっていることを隠したいのが中小企業。儲かってないことを隠したいのが大企業。
「忙しくて忙しくて・・・」と言うのはAさんに誘われた時。「ぜんぜん、忙しくないよ!」と言うのはBさんに誘われた時。
★★★
オレにはこの女しかいない!と思うのは錯覚。これくらいの女はいくらでもいる、と思うのは幻想。
(女性の視点版) 「この人には私が必要なんだ!」と思うのは幻想。「私はこの人がいないと生きていけない。」と思うのは錯覚。
なんとか入りたいと思うのが入社前。なんとか辞めたいと思うのが入社後。
男なんてちょろい、と思うのが結婚前。ちょろい男には、それなりの価値しかないとわかるのが結婚後。
生活費を出してくれるのが、血のつながるパパ。生活費以外を出してくれるのが、血のつながらないパパ。
「僕辞めます」というのは辞めて欲しくない人。「僕、絶対辞めません!」というのは、辞めて欲しい人。
妻が太るのは、ぐうたらしているせい。オレが太るのは、仕事のストレスのせい。
★★★
「よくこんな長いブログを毎日書いてるよな〜」と思っているのが皆さん。「よくこんな長いブログを毎日読んでるよな〜」と思っているのが、ちきりん。
「ちきりんって、いったいどんな奴なんだ?」と思っているのが皆さん。「読んでる人って、いったいどんな人なんだ??」と思っているのが、ちきりん。
日々是御精読 謝々!