コロナ禍のインバウンド系観光地を視察するシリーズ。
今回は北海道の小樽を訪れました。
港町でもある小樽はクルーズ船に乗って大挙して押し寄せるインバウンド観光客(主に中国から?)で大賑わいだったのですが、コロナが始まって 3年。未だインバウンドは戻らず。
現在はどんな感じになっているのか、ちょっくら観に行ってきました。
★★★
まずは小樽を代表する北一硝子が運営するカフェ。すごく雰囲気がよいので、
以前は行列ができていたのか、広いスペースが「並ぶ場所」として確保されていましたが、今は上記のとおりガラガラ
カフェの雰囲気とはまったく合わない「雑炊」をいただきました。
平日の商店街はこんな感じで、
ちょい飲みや魚介の買い食いができるお店も・・・
中国語や韓国語での看板もまだ新しいドラッグストアは、
今年の5月から休業。
てか、今年の5月まで潰れてなかったコトのほうがすごいかも。
めっちゃたくさんあるお土産屋さんには、今でも「インバウンド客向け」の商品がズラリ
バームクーヘンまで免税をウリにしてます。
スイーツが人気の小樽。
こちらは以前、長い行列ができていた人気のスイーツ店ですが、
今はガラガラ。お土産の売上も激減している様子。
いただいた小樽限定のケーキは大変おいしゅうございました。
そしてこちらは、小樽で一番人気というお寿司屋さんのお任せ握りセット。
これもとてもおいしかったです。
激減した観光客はこういう「一番店」に集中するため、他の店は開けていても商売にならないのか、お寿司屋さんが並ぶ通りでも、半分のお店は休業中でした。
ちなみに、小樽といえば運河沿いに並ぶ明治・大正時代の倉庫や建物の風情が人気なわけですが、
保存地区くらいは電線を地中に埋めたらいいのに、とは思いました。
これじゃあ、せっかくのレトロな建物が台無しだよね。
なお、小樽で感じたことについては今日の Voicy でも話しています。
→ VOICY (音声配信)「小樽の衝撃」
あと、コロナが始まった初年、2020年の夏には、もうひとつの北海道の人気観光地、富良野や美瑛を訪れたので、その際に書いたブログも紹介しておきます。