SBRw/C 『ワークシフト』アンケート結果 (前半)

明日土曜日の20時(8時PM)より、Twitter上にて Social book reading with CHIKIRINを開催します。今日は、先日行ったプレアンケート結果の一部を共有します。

<アンケート回答者数>


・有効回答数=781名
 a) 『ワークシフト』を読了した後に回答した人=502名
 b) 読んでいる途中で回答した人=171名
 c) 読んでない人=108名


・上記に含まれない無効回答 12名


まずは回答者の多さに驚きました。精度に違いがあるとはいえ、昔は500人から1000人のアンケートをやろうとすれば、多大なコストと一ヶ月近い日数がかかりました。今は個人でも簡単にこんなアンケートができるんだから、本当に便利ですよね。


有効回答数 781名の方の性別・年齢分布にもびっくりしました。


なんと4人中3人が男性! ブログ読者には男性が多いだろうとは思っていましたが、今回の回答者は予想より遙かに男性が多かったです。

ちきりん本の購買者も男性の方が多いですが、ここまでの男女差にはなりません。講演会の出席者に関しては更に女性比率が高く、4割近くは女性です。


今回のアンケートでは、「従来のちきりん読者以外の方からも回答があった。それらの人は(なぜか)男性が多かった」のかもしれません。(このデータは、ちきりん読者の分布とは異なるという解釈)

もしくは男性には、「ネット上では読む、回答する、などの行為に積極的だが、紙の本を買ったり、平日の講演会に行ったりはしない」というグループが一定数存在するのかもしれません。(このデータこそが、リアルなちきりんブログの読者の分布であるという解釈)

“ちきりん”は男性だと思われていることも多いのですが、もしブログ読者がここまで男性に偏っているなら、そう思う人が多いのも当然かもしれません。



さらに、年齢も人口分布とはかなり異なります。下記は、15才以上の日本の人口分布と、今回のアンケートの回答者を比べたものです。


人口の 34%しかいない39才以下が、今回のアンケートでは 69%を占めています。

・ネットでモノを読み、アンケートに回答するような層は、39才以下が多い
・“これからの働き方”について、真剣かつ敏感な層には、39才以下が多い
・ちきりんブログの読者には、39才以下が多い
など、いくつかの理由が考えられます。


それにしても若いですね。てかむしろ、日本の15才以上人口に占める40才以上の人の比率がこんなに高いことにも驚きますけど・・・


さて以下は、『ワークシフト』を読了、もしくは、読んでいる途中の673名の方の回答を分析したものです。


まずは最初の質問

なんと6割以上の人が、今起りつつある働き方の変化が、産業革命期と同等のものだと感じています。

・・・マジですか?


「思わない」の回答は 28.1%ですが、この中にも「産業革命ほどではないが、大きな変化が起っている」と感じる人が含まれているはずなので、全体としては大半の人が、今を時代の変革期だと感じているのでしょう。



もうひとつの質問も見ておきましょう。

これも驚きました。なんと・・・58.7%の方が、「自分は今から15年後、今よりも“より好ましい”働き方を手に入れられていると思う」と回答しており、「思わない」と答えた人の 20.5%を大きく上回っています。


すごー!


ありえる解釈としては、
・みんな、超楽観的
・みんな、超自信家
・みんな、超お気楽
・てか、この国の未来はめっちゃ明るい!


いったい、どれ?


そんじゃーね!


→ アンケート結果の後半はこちらです!


ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

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