おちゃらけ社会派 練習問題

“おちゃらけ社会派ブログ”読者の皆様、こんにちは

今日は、“新聞記事から、社会がどう変わって行くのかを読み取る練習”をしてみましょう。お子様のいらっしゃる方は、親子で一緒に取り組んでくださいね!


なお、下記はすべて2010年8月14日(土)の日本経済新聞からピックアップされたものです。(太字は記事タイトルそのまま。その下のまとめ文章はちきりんによる要約です。)
それぞれ問いをよく読んで質問に答えて下さい。


問1)下記の3つの記事を読んで、日本経済についてわかることを140字以内で述べよ。 (配点:25点)


企業のIT投資 業績悪化で縮小
2008年度の1社平均の情報処理関係経費は前年度比7.8%減だった。企業の情報処理関係経費は1998年をピークに減少している。


三越伊勢丹、経常31%増益 4月〜6月 人件費削減など寄与
売上高は前年同期比6%減だが、早期希望退職者の募集で人件費を中心に販促費を大幅削減し、利益が増えた。


消費支出0,5%減 4月〜6月 3期ぶりマイナス
総務省が発表した家計調査で、総世帯の消費支出は、前年同期0.5%減。天候不順で食料と衣料が低迷。



問2)下記の3つの記事を読んで、中国経済についてわかることを140字以内で述べよ。 (配点:25点)


化粧品5社、4社が営業増益(4月〜6月)
国内は消費者の低価格志向で低調だったが、中国を中心にアジア地域で売上が伸び、利益を押し上げた。資生堂や花王を含む4社で営業利益が増えた。


欧米製薬大手が新興国事業拡大
ファイザーなど4社、2ケタ増収 4月〜6月期

欧米製薬メーカー大手が、高成長が期待できる新興国需要を取り込む戦略で、提携やM&Aを進めている。米ファイザーは中国の営業担当者を400人増やして3000人体制にした。


高性能タッチパネル グンゼ、中国で増産 6〜7倍 高機能携帯向けに
グンゼは中国で工場設備を増強し、来年までに生産量を6〜7倍にする予定



問3)下記の3つの記事を読んで、新興国経済についてわかることを140字以内で述べよ。 (配点:25点)


ロシア 新車販売、7月48%増
堅調な資源価格を受けて個人消費が回復しているほか、政府の需要喚起策もあり、前年同月比48%増となった。


IHI、インドで英語研修
IHIは10月をめどに幹部候補生を対象にした英語教育をインドで開始する。30歳前後の管理職予備軍をムンバイの大学に2ヶ月間派遣する。同社はインフラ受注などで海外案件が増えている。


ユニクロ、有力施設に照準。 海外出店にらみ収益基盤固める

ユニクロは、海外で大量出店する方針のため、現状で売上高の大半を占める国内は、好採算を期待できる都市部の一等地(東京ミッドタウンなど)への出店を優先する予定。



問4)下記の4つのエントリの中から、8月14日の日経新聞(上記)が全体として示す社会の動きと、最も関連の薄いエントリをひとつ選べ (配点:25点)


1) あなたの孫はインドか中国で生まれます
2) 市場として捨てられた日本(製薬編)
3) 若者、アウト!
4) 就職氷河期 サイコー!


そんじゃーねー



考えるヒント)おちゃらけですからね。いつものように“おもしろい回答”が求められています。