2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

“ようやく”航空ビッグバン?

本格的なローコストキャリア(格安航空会社、LCC)の日本への参入が始まりました。ニュースで羽田とマレーシアを 5000円で結ぶエアアジアのキャンペーン価格を聞いて、驚かれた方も多いでしょう。台湾と関空の間も 1万円を切り始めたし、ANAまでもが LCCに資…

おちゃらけ)紙芝居と大喜利

。 昨日の続編で“紙芝居で大喜利”を作ってみました。先に昨日のエントリを読まれることをお勧めします。 昨日のエントリを読んで、「議論なんてズレてねーよ」と今の若者が言いました。 ↓ ↓ ↓ ↓ 大喜利コーナー最後の絵の「今の若者」のセリフを考えましょう…

図解)若者と高齢者の対立

将来、年金をもらえるのかさえ不安視される若者と、手厚い福祉と年金に守られて暮らす高齢者。世代対立が取る沙汰されがちですが、現在の議論はこんな感じ↓ しかし高齢者に言わせれば、若い頃は貧乏で当たり前。「若いくせに仕事が大変だとか言うな。仕事が…

成長が無理なら、流動性を!

先日来、掲載が始まっている赤木智弘さんとの対談。(第六回目はこちら) その準備のためにいくつか本を読み、そこからいろいろ考えて新)4つの労働者階級というエントリを書きましたが、その中で一番最初に読んだのが赤木さんの「若者を見殺しにする国」で…

法人向けのお花サービス

数週間前の最終出社日に、豪華な花束をもらったと書きました。そういえば最初の会社を辞めた時もブーケをたくさんもらった。てか、ちきりんが花をもらうのは会社を辞める時だけです。韓国ドラマ中の女性は、財閥二世からしょっちゅう花束をもらっているとい…

新)4つの労働者階級の“論点リスト”

先日書いた、「新)4つの労働者階級」の図からは、様々な論点がピックアップできます。 論点1) (1)の人の国際競争力日本の(1)は、数も少ないしグローバルに戦う力もまだまだです。語学力、多様な経験、ITスキル、リーダーシップ体験、イニシアティブなど、…

新)4つの労働者階級

階級といえば“資本家 vs. 労働者”や、“経営者 vs. 雇われ人”という構造が定番ですが、最近は働く人の中に、新たな4つのグループが生まれてきていると感じます。 下図には淡い水色から濃い水色まで 4種類の人がいます。一番上の (1) は、「システムを作る人…

赤木さんとの対談準備のために読んだ本

フリーライター赤木智弘さんとの対談連載が昨日から始まりました。週イチ(金)の掲載予定です。Business Media 誠:ちきりん×赤木智弘の“ちゃかす”が正義(1):新聞が「若者は不幸である」と報じない理由 (1/4) 赤木さんは、2007年1月に“論座”という論壇誌…

累犯障害者

山本譲司氏の「累犯障害者」を読みました。著者は元菅直人氏の公設秘書を経て衆議院議員になった政治家です(でした)。2000年に秘書給与流用の詐欺容疑で逮捕され、実刑判決を受けて栃木県の刑務所で服役。刑務所の中で経験したことをまとめて2003年に体験…

ニートリトマス3原則

今年の春、会社を辞めようかなあと考え始めていた頃、日本一のニートを目指すid:phaさんと対談する機会があった。下記はその中の会話。 ちきりん インターネットがなければ、ひょっとしたらその仕事を続けていたかもしれませんか? pha たぶん辞めてなかった…

コメント欄 閉鎖のお知らせ

ブログのコメント欄を閉鎖することにしました。背景と考え方は下記のとおりです。 (1) 時間的制約 最近は頂くコメント数が急増しており、数十個から時にはひとつのエントリに 100個以上のコメントをいただく事もありました。そして、これらのコメントの承認…

本の感想、本の紹介です。書評じゃなくて

ブログで本の紹介をすると、「ちきりんが○○という本の書評を書いていて・・」みたいな、つぶやきなどネット上での反応を見かけるのだけど、これは結構違和感ある言葉だなーと思う。書評なんて書いたことないし、書きたいとも思ってない。ちきりんの書いてる…

出社最終日

素敵なランチから夕方のイベントまで、個別メッセージからオフィシャルなフェアウエルメールまで、色鮮やかなブーケからナノイー!まで、「私ってこんな送り方をしてもらえるほどの働き方をしてきたっけ?」と、ちょっと反省するくらい暖かく送って頂いた。 …

日本のエリート、その作られ方

10年前にでた本だけど、すごくおもしろかった。不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (107件) を見る “ほほお!”な点はたく…