人生を半分降りる

大学生の頃、同級生に「ちきりんに一番似合わない言葉は“努力”だ。」と言われました。
自他共に認める“努力できない女”ちきりんです。

最近はどっちかいうと“やる気のない女”って感じか。いや“女”とかいう必要はなく、“やる気のない奴”って感じですね。

昔はまだマシでしたが、最近はほーんと努力しません。“やーめた”って感じになってます。


そんな私の“お気に”の一冊が、7年前に読んだ中島義道さん著の「人生を<半分>降りる」。副題が“哲学的生き方のすすめ”で、序章のタイトルが
「あなたはまもなく死んでしまう」
です。

笑えるよね。


ちきりんを実際に知っている人は今頃、膝を打っているでしょう。“まさに、ちきりん的価値観”だよね、これは、と。



余りに素敵な本なので、チャプター等のタイトルから一部紹介しときます。それにしても哲学者っておもしろい人が多いよね。文春に連載書いてる土屋さんも好きです。

サブタイトルより

 
   「社会的に有益な仕事から手を引く」
   「ものを書けば書くほど考えなくなる」
   「自分はいかにエライか」
   「勝つことは醜い」
   「自己中心主義の勧め」
   「世間と妥協しないことの勧め」
   「他人を避ける」
   「“会いたくない”ことをどう伝えるか」
   「“不幸を自覚すること”の勧め」


著者の中島さんは現在東京電気通信大学の教授で、この思想を実践して生活されているそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E7%BE%A9%E9%81%93



ちきりんもコレでいくです!


“あるべき論からの離脱”これが、人生のテーマだと、最近はつくづく思います。

いかに世間から逃れるか、如何に“あるべき論”から解放されるか。人間の人生はそれとの戦いだと思う。“自由”、“精神の自由”を得ようと思うと、「いい人」「できる人」「思いやりのある人」ではいられない。


悪いけど、私に「いい人」であることや「前向きであること」を求めないでください。

私は単なる“やる気のない奴”なんです。

そこんところ、わかってほしい。



じゃね。



↓ほんと、すばらしい!

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)
中島 義道
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