2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
何かの値段を聞いた時、“高い”もしくは“安い”と感じる個人の金銭感覚には大きなバラツキがあります。収入や資産など経済力の差に加えて価値観の違いもあり、同じ値段でも高いと思う人、安いと思う人がいます。様々な人が持つ“妥当な値段”という感覚。これが…
とある方の自殺について。何が気分悪いのか、ずっと考えているのだけど、いくつか思いつくままに書いておきましょう。 (1) 彼を責め立てた人への、あまりに残虐な仕打ちだと思う。これがひとつめの理由。野党側で彼を攻めた人はもちろん、同僚で“なんでそん…
「若者はなぜ3年で辞めるのか」という本を読みました。著者の城繁幸氏は1973年生まれ、東大法学部を出て富士通に入社。主に人事部で10年。退職して人事コンサルタントとなり、人事制度関連の本を書いていらっしゃいます。 この1973年生まれというのがミソだ…
最後の日にサンパウロの東洋人街で不思議な体験をした。ほとんど偶然のように、ちきりんはその食堂に入った。ブラジルによくあるビュッフェスタイルの食堂。そこはちきりんが通っていた小学校の体育館くらいはあるような広さだった。作りは安普請でプレハブ…
ベレンという言葉に、それだけでドキドキしてしまうような印象がくっついたのは、ワイルドソウルという小説を読んだ時です。 この本を読んだのが昨年の6月みたいですね。↓ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20060615 ワイルド・ソウル(上)(新潮文庫)post…
さて、BRICSのひとつ、ブラジルって本当にそんなに可能性のある国なの?というのが今日のテーマ。ポイントは「産業」と「中産階級が生まれてるか?」ってことです。一部の人が金持ちでも国全体は発展しません。マスである中流の人が多くなって、彼らが豊かに…
海外にいくと、自分の投資のために下記のようなことを見ています。(1)どこか日本企業で有望なところはないかしら? (2)この国の将来性は? (3)為替は妥当? まず最初の(1)についての結論。「あかん」というのが結論です。これね〜、今までのどの旅行よりも「…
ちきりんは最近、「都市のストラクチャー」ということに関心がある。これを調べたり分析したりするのを完全引退後の趣味にしようかなとも思っています。あちこちに旅行するちきりん。初めての都市を訪れた時にはまず、その「街の構造」「ストラクチャー」を…
さて、アマゾン川について書きましょう。どんなとこ?というと、こんなとこです。でかくて、川というより海みたいですね。これは源流の川の合流地点で、ふたつの水の成分が異なるため、川の真ん中で水の色が変化してるでしょ?ここから20キロくらい、ふたつ…
ちきりんは今回の旅行で初めて、「アメリカ大陸の国ってのは、移民の国なのだ」と実感しました。これ自分でも不思議です。だって、移民の国と言えば誰もが最初に名前を挙げるであろうアメリカに、ちきりんは何度も行ってます。なのにアメリカで意識しなかっ…
さて南米観光の定番、イグアスの滝について。巨大な滝です。北米にナイアガラ、南米にイグアスがある。日本の滝とちがって“壮大系”です。たいして「壮大系自然」に関心のないちきりんでも、“すげええええ”とか思う規模なので、確かにはずせない観光スポット…
アマゾンってどんなとこ?と聞かれたら、ちきりんは自信を持って答える。「アマゾンは巨大な石垣島だよ」って。もちろん規模も生態系も全然違います。でも素人目には同じです。沖縄南部各島のあまり人の手の入ってないところって、亜熱帯だし自然がワイルド…